goo blogが間もなくサービスを終えるため、アメーバブログに引っ越しました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
気分に余裕がなく、すっかりブログの更新を怠っていました。
気づけば、もう4月も半ば……桜も葉桜だし。
上は、冬に観たウクライナバレエ団の「ジゼル」。有名なクラシックバレエですが、今まで観る機会などなく、この度初めて観ました。
貴公子アルブレヒトとの悲恋から、死んでしまったジゼルは死の妖精ウイリとなってしまうのですが、舞台が夜の墓場というシチュエーションにもかかわらず、幻想的で美しかった……やっぱり、古典バレエって凄い!
下の写真は3月の終わり、所用で東京へ行った際、『銀座ウエスト』で食した野菜と卵のサンドイッチと紅茶。
このサンドイッチが、忘れられないほどの美味しさでした。野菜サンドといっても、野菜を細かく刻んだものを挟んであり、食感がとても繊細なのだ!
加齢のせいか(?)、活動も鈍りがちなのですが、少しでも楽しめるうちに楽しんでおこうと思っている今日この頃です。
おまけ:最近、その生涯や彼女の作った短歌を読んでファンになって九条武子のお墓。
これも、東京へ行った際、お参りしてきました。
郊外で、美味しい家庭的な料理が楽しめるお店。
丁寧で、北欧の小さなおうちを思わせる店内がくつろぎます。
もっと、こんな時間を意識して作らねば、と思ったクリスマス前のミルク色の午後。
ずっとエクセルの勉強をしていたりして、忙しかったけど、クリスマスはやっぱり、楽しまないと! 毎年クリスマスケーキを持ってきてくださる友人から頂いたケーキと赤い実はドライフルーツの入ったフルーツティーで聖夜のお茶会を楽しみました。
場所は、例によって離れで。
これがケーキとお茶! どっちもとても美味しかった~♬
照明を消して、静かな部屋の中で、キラキラ✨輝きながら、駆けてゆくトナカイの群れ……これで、ノエルさえいれば言うことなしなのだけれど。
昨日は、中秋の名月の日だった。
毎日、車で雑用のため飛び回っているのだけれど、たまには季節の風雅を楽しむべく、夜、お月見をしながらお茶しましたです。
知人の方から頂いた、本物の手作りのハーブティーをウサギの模様のティーポットに入れ、茶器にそそぐと、まるで秋の穂のような金色のお茶が! 香りが何とも言えず、素晴らしい! お店で売っているハーブティーとは全然違う、深くて強い香り――そして、味もハーブの甘露を飲んでいるかのごとき、美味しさでありました。
しかし、一体、何のハーブだろう?
左側には、🐇ウサギや満月、秋の草むら、紅葉、薄などを模した干菓子に、御存じ、🐇のお饅頭で。
キッチンの窓から見える月を映したものの、どこか朧月夜めいておりますな。
お茶も、お饅頭もベリーグッドなお味……秋の月は、ゆっくり傾いて――いつか、お空に消えてゆくのでありましょう。
ノエルが亡くなりました。
この一週間ほど容態が悪く、先週の土曜日、病院へ連れて行こうとしても、裏庭の階段を上ることができなくて断念。
先生に、月曜日のお昼に往診に来てもらうことが決まっていたのですが、日曜日には手足を赤ちゃんの頃のように広げたまま、一日中、まったく動かず。 荒い息をして、食欲もなく、これがあのいやしんぼうのノエルとも思えない状態でした。
姪一家が訪ねてきた時、弱り切っていたはずなのに、首を上げ、しっぽをパタパタと動かしたノエル……しかし、それが最後でした。
夜になって、体を触ったり、マッサージしていても、なぜか下半身が固くなっているよう。それでも、「明日は先生も来てくれるし、相談もできる」と安心して、寝室に引き上げてしまいました。明け方の5時半前、母が眠っている私を起こしに来て、「ノエルが死んでる!」と一言。
キッチンに行ってみると、テーブルの前の床で、昨日とまったく同じ、手足を広げたポーズで亡くなっていました……どうして、一体……?
今月上旬に病院に行った時は、とても元気で先生にも、「状態を維持している。人間で言えば、ステージ2というところですね」と言われたというのに……。
体から力が抜けるようで、涙が止まらず、病院に連絡して、絨毯の上に遺体を置いてみました。ノエルハーブガーデンに咲いていた花をそばに生け、大好きだったクッキーもそばに置いて――ペット葬儀社の方たちがノエルを引き取りに来た時、家族だけでなく、近所の方たちも見送ってくれました。皆口々に言うのは、「ノエルちゃんは、とても可愛い子だった」
「愛嬌があって」
この子は、何度も家から脱走したけれど、近所の人たちも誰も怒らず、皆で協力して「ノエルちゃん、こっち!」と捕まえてくれたものです。 ノエル死すの知らせは、一つの事件として、あっという間に伝わってしまいました。
近所や我が家を訪れる人たちの間で、人気者だったノエル。
昨日の水曜日には、近所のNさんとIさんが、「ノエルちゃんに」とトルコ桔梗と白ユリの涼やかな花かごを持ってきてくださいました。
離れにノエルの祭壇を作り、これも母の亡き友人が作ってくれた刺繍の布の上に、キャンドル、ノエルの骨壷、写真、花などを飾ったのですが、その写真が、うまくアップロードできませんでした。
こうして、いろいろなことを済ませたというのに、ノエルがもういない、ということがまだ実感として湧きません。
そのくせ、悲しく、淋しくてたまらないのです。
いつもなら、夕食の時、キッチンに来て、皆がご飯を食べている時、「わたしも御相伴を♡」とテーブルの下から顔を出して、ねだるのがとても可愛かったのに……。
夜中に起きた時も、廊下にいたし、家じゅうや庭じゅうを自由に歩き回っていたので、ノエルの記憶や気配はしっかりと家にしみついています。
空を飛んでいるようなポーズで逝ってしまったのも、ノエルらしい――ノエルのことは、これからも生きている限り、折々に思いだすはず。
記憶とは、愛情そのものなんだと思うから。
2011.8.21~2024.5.13
今日も、パソコン教室に行ってきた。
覚えるべきことが多すぎて、そのスキルが今一つ使えないような不安に陥ってしまう。しかし、ツィッター(X)やらインスタグラムやらやっている人の多さに驚くけど、それらをフォローしたりして、新しい情報をピックアップするほど、皆時間があるのかしら?
不思議に思う。
今は電車に乗っても、老若男女問わず、半数以上がスマートフォンの画面を見ているし、そういう時代なのかな? LINEは確かに便利だけど……これらのデジタルコンテンツを一通り使っていながら、昭和の文学やその雰囲気を懐かしく思う私はすっかり時代遅れもいいところ。
でも、それでいいじゃないか。時代に迎合はしたくない、と思ってしまう自分を自覚します。
この本も、ひどく気に入って、大正期分が味わえる、東京の弥生美術館というところにも行ってみたいです。
あっ、その前に感想と紹介をしなければと言っていながら、まだでした……(-_-;)ごめんなさい。
ここ数日、ノエルの具合が良くありません。ご飯もあまり食べないし……。でも、昨日の夜中、突然、二階の私の部屋にやって来たのには、びっくり。夏の間、二階で寝ていたとはいっても、秋以降は階下の両親の部屋で休んでいたはずだったのに。
体が相当弱っていて、眠れないのか? と心配したのですが、私のベッドの下の床の上で、何とか眠れているよう。少し、ホッとしました。
上の写真は、十二年近く前、まだ一歳にもなっていないノエルと母をガーデンで写したものです。当時、我が家が『婦人画報』誌に載るという大事件があり、その時、取材に来られたカメラマンの方が写してくれたもの――母も、この時、七十歳くらいだったはずですが――あの頃は、皆元気だったなあ。
この間、動物病院へ行った時、病院中庭のドッグランで写したノエルの写真2枚。
そして、これが今日、門の前で横になり、往来を眺めるノエル。この姿が見られるのも、いつまでだろう?
肌寒い日で、風花が散っている中、身じろぎもせず、外を見ているノエル。この情景もいつかは、記憶の中に溶け込んでいってしまうのでしょうか……。
夕方5時に予約していた、総社の「だて動物病院」へ。一週間前の検査結果を聞くためだ。
ノエル、相変わらず、待合室ではしゃいでいる。なのに、診察室に通された時、先生から渡された病理検査結果には、最悪の結果が……。
ノエルが、悪性腫瘍であることがわかったというのだ。そんな……全身から力が抜けるようで、呆然としたものの、勇気を奮って、先生に今後のことを訊く。緩和療法しかなく、何を食べさせても良いとのこと。
「大型犬の平均寿命は長くなったと思ってましたけど、今、ゴールデンレトリバーの平均寿命は何年なんですか?」と私が問うと、先生は「十年というところですね」
そうか……暗澹とした思いで、病院を出ると、前に設けられた円形のドッグランに入り、これも円形に作られたベンチに腰掛ける。もう、すっかり暗くなっていて、ベンチの脇にはほの明るいオレンジ色の照明がつけられている。
ノエルは相変わらず、無邪気で、ふんふんと芝の匂いを嗅いだり、あちこちを見回っていたけれど、私の方は、胸がきりきり痛み、涙があふれて仕方なかった。
それでも、いつまでもドッグランにいるわけにもいかず、ノエルを車に乗せて、五重塔の黒い影や家々が時々見えるだけの、夜の山道を走らせたのだった……。
帰宅して、前のノエルが亡くなった時、メモリアルとして作った私家版の「ノエルの童話」をひろげてみる。当時の悲しさを思い出すと、また涙がこぼれてたまらず、その夜はほとんど眠れなかった。
今日も忙しかった。
愛犬のノエルが、特別な治療を必要とするようになったので、隣の総社市の動物病院まで薬をもらいに行く。その帰り、パティスリー「シェルブルー」で、ケーキとクッキーを買って、帰宅。
イチゴのタルトが、とても美味しい。
今日は、特別に良いティーカップをカップボードから取り出して、紅茶を淹れてみる。
あっ、やっぱりいい器で飲むと、気分がゆったりするような……ほっこりします。
数日前、この本をAmazonで入手して、100年前の時代風俗や女学生の生活を、実に面白く読んだのだが、その感想を書くのは、また後程。
今晩は、もうお休みします。