ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

春うらら

2018-04-25 07:38:07 | ノエル
   

 ノエルハーブガーデンも、花づくし。緑もまだ柔らかな色合いで、風が吹き、光がさして、とっても気持ちいい!

      
 牡丹も咲いておりまする。 そして、こちらがガーデンの主(あるじ)であるノエル。
 落ちていた木の棒をくわえて、ベンチの上で遊んでいます。これも、いつもの情景。 しかし、数日前、もうじき三歳になる姪が遊びにやって来た時、
 珍妙な言葉が――ノエルが自分のホームベースであるケヤキの木の下で、シャーッとおしっこをすると、姪がいかにも驚いたというように、
「まあ。こんなところで、おしっこしていいのー?」だって。
 思わず、笑ってしまいました。自分は、まだオムツをしているのにね。
   
 こちらは、柄にもなくうつむき加減で、おとなしめのポーズのノエル。
さて、ガーデン脇の小道を、犬を連れて散歩されている方も何人かおられるのですが、その一人のIさんは、柴犬ワンコの飼い主。
ところが、この柴ちゃんは、なぜかとてつもない怖がりとかで、ノエルに会ってもしかめっ面して、吠えまくるのであります。
そうすると、Iさんが、「ノエルちゃん、ごめんねえ。代わりにおばさんがあいさつしていくわ~」と手でしっぽを振るポーズをしてくれるのです。
Iさんって、面白いなァ

  
このクリスマスローズも綺麗! 白い花のはずなのに、葉とあまり変わらないくらいの緑色が、花弁の中に溶け込んでいて……それにしても、早春から咲くのに、どうして
名前に「クリスマス」ってつくんだろう? 不思議。

それでは、ノエルハ―ブガーデンより、実況中継でありました。皆さま、良い一日を
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日々雑記――京都の本屋さんから牡丹の花のこと

2018-04-13 08:09:06 | ある日の日記
 先月末、京都へ行ってきた。憧れの本屋さん「恵文社 一乗寺店」に行くため。
     


 
外観は、こんな感じ――でも、中がすご~く素敵! レトロというか、ヨーロッパの古い街並みの中に佇む書店を思い起こさせるというか……。
 うっとりしながら、1時間近くも店内を巡り歩いていたのだけど、奥の壁にはファンである画家、酒井駒子さんの直筆の小さな絵が幾つも飾られている。
何でも近く、酒井さんの展示会があるらしい。

動物と森の中の情景が何とも素敵で、撮影してしまいたいぐらいだったのだが、それはやはりマナー禁止。美しい書店内部を撮るのもそうだろうから、来店記念として
外側からだけスナップショットさせていただく。


 
でも、この「恵文社」書店では本など買わず(学生時代から二十代にかけてファンだった、須賀敦子さんの特集がされ、その著作が美しくディスプレイされていたのだけど)
キュートなポストカードを二枚買う。
それが、上の写真。

黒いクマの子がピアノを弾いていたり、どこやらの劇場らしいボックス席で、鹿が座っていて、こちらを振り返っているショットが何とも、魅力的!
鹿の上に垂れ下がっている緞帳など、「ああ、これは赤いカーテンなんだろうなあ」と目に浮かびそうなほど。
御覧のように、木炭画か鉛筆で描いたような、モノクロの絵なのだけど。

このカードは、お手洗いの壁に貼っている。こうすると、日に何度も目にできて、楽しい。

   
同じく、お手洗いの洗面台のところには、庭で咲いた牡丹の花を。
これも、綺麗ですね。 何でも、この牡丹の木は、母方の祖母の実家からやってきたのだそうだ。そう聞くと、よけい花の美しさが増すような気が
するから、不思議。
  
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