ことし2月の初めからから3ヶ月間もずっとずっと咲き続けていたイベリス一輪。
美しく、ま白に咲き続ける花の命に・・・
信じ難い神秘を見ていた。
この朝・・・
白く美しいままの・・・花びらが数枚落ちていた・・・いよいよのときが・・・きたと思った。
いよいよの時が来たのだ。永遠はどう考えてみてもやはりないもの。
イベリス。残った小さな花びらはほんの数枚だ・・・
その数枚が・・・なんてこと!
いよいよの終わりだと思われるのに・・・
ほんのり薄紫色に染まっている。綺麗。ほんとに綺麗に。
おわりのおわりに・・・なおも色づいてくれるなんてね。
ありがとうね。わたしもかくありたい・・・願わくば・・・
と。一輪の姿をここに記す。