虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

goo blogメンテ終了・ある俳句鑑賞

2004年11月09日 | 日記・雑記
 goo blogメンテ終了しましたが、先ほど投稿した記事は消えうせてしまいました。
 ま、仕方ないですが、コメント欄が重複しちゃってます。しばらく様子見ましょう。
 ところで充実した機能ってなんでしょう?まだよくわかりません。

 昨日見た映画予告編
「ゴジラファイナルウォーズ」…なんか違う。水野久美さんが出てるのは嬉しいけど。
「海猫」…ビデオでいいや
「カンフーハッスル」…チャウ・シンチー。相変わらず下品そう、痛そう。でも笑えそう。
「Mr.インクレディブル」…面白そう!見に行きたい!

「笑の大学」の検閲時代に因んである俳句鑑賞のお話。
 西東三鬼という昭和の俳人がいました。
 まだ書こうというほど読み込んでいませんが、イメージの広がりの豊かな句が印象にあります。
「水枕ガバリと寒い海がある」
 これは存在するのが水枕でありながら、底知れない夜の闇と隔てもないような暗い寒い海を思わせます。
「おそるべき君らの乳房夏来る」
 生命感にあふれ、また痛くもあるような夏のぎらつく日差しを想起させます。
 その三鬼が昭和15年の京大俳句事件で検挙されたとき、担当の警部補は彼の
「昇降機しづかに雷の夜を昇る」
の句について、雷の夜は騒然とした状況、昇降機は共産主義を暗喩したものだと解説したそうです。
このことは歳時記で読みました。
こういう時代の再現はごめんです。

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2 コメント

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水枕 (chishi)
2004-11-10 00:42:05
ガバリ っていう音がいいな。

小さい頃使ってた茶色の水枕を思い出しました。

あれって気持ちいいけど、ちょっと怖いって思ってたから・・・。
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西東三鬼 (ningyo)
2004-11-10 16:55:05
機会があったら読んでみてください。

鮮やかな印象の句がたくさんあります。
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