虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

秋葉原の事件と、北朝鮮・アメリカ

2008年06月27日 | 日記・雑記
秋葉原の事件は信じたくない現実、というものでした。

事件の背景についてはあれこれ言われていますが、
情報があるようでみんなおんなじ風でよくわかりません。

ただ、派遣労働者が使い捨ての労働力ということですが
労働者というものはかつてはたいがいがそう扱いだったのではないでしょうか。
今「蟹工船」がリバイバルヒットしているそうですし、
そもそも、近代はそうでない社会を目指してきたのではないのですか?
だからこその法整備だとか労働組合結成なんですよね?
それが、どうしてこんなことになったのでしょう。

佐野真一の「旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三」は
なかなかのお勧め本で、日本の民俗学そのものを学閥の外にいた故に、作り上げることができた2人の日本の碩学を描いた素敵な本です。
その中で読んだのですが、宮本常一は、10代のころ郵便局の通信の仕事をしていました。彼が師範学校の入試に合格し、同僚が次々と肺結核で倒れていく悲惨な環境から抜け出すことを、そういう環境に残る仲間が喜んで、貧しい着たきり雀の彼に衣類などを贈ってくれたそうです。
犯人には、これほど人の心を感じるようなことがなかったのでしょうか?それとも彼自身が感知するアンテナを持っていなかったのか?

アメリカが北朝鮮をテロ支援国家指定から外すなんて

がっかりです。

日本は、韓国みたいに大騒動をしないって高くくられてるんでしょうか?
「思いやり予算」即時撤廃デモとか起こると思います?

最新の画像もっと見る