虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

反省文

2006年08月24日 | 日記・雑記
 ジブリの興行収入に貢献してきてしまいました。
 やめようと思ったのに、「興行成績トップ」につい、良い意味で裏切られるんではないかと期待してしまいました。
 いつも訪問させていただいております、正直なご意見を書いていらしたブログ主の皆様、ご意見を活かせずごめんなさい。
 この映画は、「ゲド戦記」のタイトルをはずして、原案の一つとして並んだというだけになりましたら普通に平静な気持ちで見られると思います。

 私、ゲド戦記は特に1・2巻が好きです。
 泣きたいです。

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後刻
 先ほど、「ゲド戦記」映画に原作者からクレームというニュースがgooトップページに出ておりました。
 これが1日半ほどはやく報道されましたら、スーパーマン見てきましたのに。昨日なんか、ショックで家に帰ってからPC立ち上げる気も起きず、風呂も入らずに泣きながら寝ましたわ…
 せめても1800円でなく、レディース・デイで1000円しか払ってないというのが慰め。

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5 コメント

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Unknown (Excalibur)
2006-08-27 13:06:46
原案としてクレジットされている『シュナの旅』。

これが大好きだったので、どうせならストレートにこちらを映画化して欲しかったです。

あの実写版に咬みついた原作者が、あの内容に満足するとは思えませんでしたが、

こうして公式コメント(?)が出されると、ホッとすると同時に納得も致しました。
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納得 (ningyo)
2006-08-27 20:02:36
ル=グィンのコメントはほんとに納得です。

「ゲド戦記」というタイトルをつけるのがまず間違いです。
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アレっ? (satoshi)
2006-08-29 00:53:23
と思って僕もgooの「ゲド戦記」の記事を見ました。



「ゲド戦記」の原作者の人は、自分で宮崎さんに作って欲しいといっていて、それが宮崎さんに伝わって話合って映画化に向ったと聞いてますが・・・それも映画化に関してすべてお任せするということで・・・。

映画ができてから批判的な感想を公表するくらいだったら、最初から原作者の立場で脚本段階で参加しておけば良かったのにね。

お任せしたんだったらちょっと勝手な変な感じです。
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宮崎違い (arudenteな米)
2006-08-29 14:12:00
「宮崎(駿)さんに作って欲しい」が映画化の条件で「宮崎サンに全て任します」ってのは丸投げと同義語ではないと私は思います…



単行本のスキマの空白期間を宮崎(駿)の作品で見たいと原作者はいってましたし…

http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
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映画化 (ningyo)
2006-08-29 19:54:24
「ゲド戦記」に関しては、私は原作の、しかもゲドという主人公が特に好きなので、あの映画を平静には見られなかった、というのが一番大きな問題でした。

それに、これは個人の好みが反映するところでしょうが、映画として決定的に面白くなかったのです。



今までのジブリ作品では、原作を知っているものだけで考えても

「魔女の宅急便」は短編集を集めたり足したりしてきちんとテーマに沿って纏め上げていました。

「ハウルの動く城」は私は不満ありましたが、少なくとも物語的な破綻はなく、「ナウシカ」も、完結していない宮崎自身の原作を一応の結末をつけていました。

今までのものは少なくともテーマがぶれたり、初めと末がつながらない、とか、決定的な情報不足という出来のものはありませんでした。

satoshiさんのご意見ももっともなのですが、ル=グィンは、過去の実績に期待して、ジブリによる物語の再構築を期待したのかなどと思いました。



思い出しましたが「ネバー・エンディング・ストーリー」映画化も、主人公のバスチアン少年がファンタジー世界での経験で、現実に自ら立ち向かう勇気を得て成長していくという(おそらく物語で一番肝心な)ところが見事に欠落した、いじめられっ子が別世界に逃避する話になっていてびっくりしました。ラッキードラゴンが好きなので許容しましたが、あのケースも原作者は怒ったんではないでしょうか。
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