虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

エルマー・ガントリー、シェリー・ウィンタース

2005年10月24日 | 映画の話題
 今週末にボランティアで講習会の講師をやることになっております。準備が大変なのです。
 本日、雑用・単調作業を終えて体力使い果たした感じで、帰ってぼやっとしていましたら、BSでバート・ランカスターオスカー受賞作「エルマー・ガントリー」をやっていました。
 やはりぼやっと見ていましたが、パワフルにして妙に道徳的な映画です。それにしても小学生時代の私が、なぜこの胡散臭さ120パーセントな筋肉オジサンのファンになったのかは自分でも謎です。でもいまだにファンなので問題はありませんが。
 この映画でも胡散臭さを存分に振りまいて、「聖衣」や「スパルタカス」でなんて清らかなムードの美女であろうと思ったジーン・シモンズまで、もちろん清純なんだけどなんだか妙に不安定に見えます。そういう映画なんだから、あたりまえですね。
 こういう映画で子供心にも懐疑心をたたきこまれたせいでしょうか、カルト宗教、ねずみ講などヒートアップなミーティング系のものには今まで引っかからずにやってきました。
 この映画は、感想書き出すと量ばかり増えて取り留めなくなりそうです。気力充実した時に見直したいです。

 本日シェリー・ウィンタースさんのニュース。
米女優シェリー・ウィンタースさん、心臓発作から回復 (ロイター)

 もう85歳になられるのですね。
 つい最近の映画まで実に長年にわたって活躍されている方ですが、有名作品とまで言えない映画でも私が印象が強いのがランカスターと共演の「インディアン狩り」
 悪党の女で、ちょっとあばずれ系の年増ぽっちゃり目美女。でも根がお人よしの西部の女をいかにもそれらしい程よい粗野、そして決まるところはばっちりと決めて、気持ちのいい姉御を演じていました。
 名優のお一人ですね。
 回復されて、もっと人生を楽しんでくだいますように。