虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

原作ものへの愛、そのほか雑記

2005年10月06日 | 日記・雑記
 私の「猫ちゃんズ」です。
 2つとも貯金箱でお財布が重くなったときなんかに出した小銭を入れてためてます。
 赤いほうは仏壇のそば、黒いのは私の机の上でペ-パーウェイトとしても働いています。「~ちゃんズ」という言い方は良く使っていてドラクエ8の格闘場の私のモンスターチームも「モンちゃんズ」なのです。以上はただの雑談です。
 今回のオンラインレンタルDVDの配送は、なんと「マシニスト」と「アメリカン・サイコ」がセットで来ました。順番は全然違っていたのに、同じ俳優の、しかもスリラーが一緒に来ちゃいました。先に「マシニスト」を見たらどうも「アメリカンサイコ」は気が抜けて見えちゃったので、これは少し時間を置いてから見ます。それで途中でやめて本日は楽しくキートンの「ハードラック」「ハイ・サイン」を見ました。

 さて「愛がないなら原作物に手を出すな」という素晴らしい警句は「忍之閻魔帳」という人気blogで「デビルマン」の時に発せられたものです。でも愛があっても満足できるかどうかは、ほんとに個人的な問題に帰しますね。
 最近、私が好きで好きでたまらない小説が、続々映画化、でも期待しすぎでもあるのでしょうか、なんだか今ひとつ…な感想の映画が続いて、少し憂鬱になっています。
 ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」しかり山田風太郎「甲賀忍法帳」しかり…もちろん満足度の差はあります。
 で、困っちゃうのが「原作への愛」は感じちゃうのです。だから余計憂鬱。好きな原作が映像化されたときの「ちょっと違う」「これではない」って、ものすごく引っかかるものだなあ…と。
 ただただ圧倒されるようなものを見せてくれると…例えば「ロード・オブ・ザ・リング」みたいにどか~んと食らわしてくれるともう夢中になれるのです。「チョコレート工場」なんか、バートン監督だし、その「ドカーン」を期待しすぎちゃったな、と反省はしてます。
 それで、心配なのが「ナルニア」
 来年の話なのに、もう心配でたまりません。
 ホントは仕事の心配しなきゃいけない時期なんだけど…
 ああ、もう10月ですね~~! 12月締めの決算の準備しなきゃ!

 後もう一つ心配事があった。木村拓哉主演で藤沢周平の小説を映画化というニュース。木村拓哉が田舎侍の「折り目正しさ」をどう演じるのか。これまた心配でたまらない。