虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

昔の映画

2005年10月21日 | 映画の話題
 この日記をご覧になると一目瞭然ですが、私は古い映画も大好きです。
 
 今週はBSで
「ブリット」 (1968年/アメリカ)
「夜の大捜査線」 (1967年/アメリカ)
「フレンチコネクション」 (1971年/アメリカ)

などという名画を夜に放送しておりまして、もちろん見ていたのでした。何度も見た映画ばかりなので、それほど固唾を呑んでというわけにはいかないけれど、やっぱり見せ場というか、何がおきるかがわかっていても見入ってしまうところが必ずあります。「ブリット」や「フレンチコネクション」の超有名なカーチェイスシーンは言うまでもなく、「ブリット」のラストシーンはこちらにも沈黙を要求するものがあります。また何度見ても「フレンチコネクション」の食べるシーンはすべて鮮やかにその人間の状況を語っていると思います。
 映像的に古くなったもの、新鮮さが褪せたものがあるのは当然といえば当然で、だからといってその映画の面白さが失せるものではないでしょう。「夜の大捜査線」はサスペンスとしての出来もいいし、人種差別問題などは、その後の年月でどこがどう変わったのか、変わらなかったのかただ昔の話と見るだけでは許されないようなものを感じます。もちろん私の個人的な感想です。

 それでも映画の中の古いもの見つけて喜んでたりはします。「ブリット」のあの受話器を置いて使うファックス、私は現物見たことなくて映画の中でしか知りませんでしたが、まだ売っていました!ネットショップで発見!音響カプラーという名称でIT機器として活躍中らしい。びっくり! とはいえ、プリンター部分は今と昔は凄い違いがあるでしょうねえ。
 それに、わりと古いアメ車好きなので、ポンコツ系の車見てるのが楽しい。
 ジーン・ハックマン、今も昔も同じ顔してますが、やっぱり若い!