学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

思考改善

2019-11-26 17:17:35 | 日記
いろんなことが社会では毎日起きていて、この数日の間にも良いことも悪いことも世間の注目を集めている。グッドニュースはローマ教皇が長崎や広島を訪問されて追悼の祈りをささげられたこと。教皇は核の廃絶や利己主義的な傾向が世界に大きな影響を及ぼし始めていることに対する懸念を表明された。バッドニュースといえば行方不明となっていた大阪の小6少女が行方不明になった事件。何とか無事に生還したのでバッドニュースとするのは良くないかも知れないが社会の何処か片隅で自分の居場所を見失ってしまったり、そんな過程の真っただ中にいる青少年が存在するという事実だ。無視できない社会現象である。人生を生き抜くためにわれわれに要求されていることが多すぎるのだろうか。何かに失敗して被害者意識に支配されて不幸を他人のせいにしてしまったり、単に面白そうという興味だけで無謀な行動に走ったりする若者が増えている。
歳をとって老人と言われる領域にはいった僕も含めた高齢者はどうだろう。他人のせいにしていることはないだろうか。電車内の若者の態度などを一方的に厳しく批判する人がいるかとおもえば、場所や状況を考えることもなく熱中する若者のスマホ操作などを単に批判するだけの話を聞くと「チョット待て」と思うことがある。批判の前に、学校での教育も含めてどこかで道徳的なことや倫理を教えることを怠っている社会があるのではないだろうか。怒りを覚えたり、悲しんだり、不安になったりと人生はいろんな問題に翻弄されながら生き抜かねばならない。われわれはどういうわけかその感情の動きを他人のせいにしがちである。不満はその典型でそれがどこから来るのかを冷静に考えてみることで 案外、簡単に解消されることがあるのではと思う。どのような心の動きであろうとも、感情とはすべて自分の責任である。心の持ち様や考え方を変えることで気づきがあるし、ひょっとすると生き方そのものの改善が実現できるかも知れないのだ。