学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

高齢者と健康

2019-11-01 17:06:14 | 日記
退職して数年が経つ年齢の人達の話題の中心は“健康”であるとよく耳にする。先日、同年輩の友人との飲み会に参加した。各自の近況などを簡単に発表した後に始まった食事会ではできる限り血圧や膝が痛いだの腰が痛いだの話しは避けるようにしましょうね、と笑いながらの軽い打ち合わせをするのであるが、やっぱり30分も過ぎれば行き着く所は身体の話し。健康を気にしだすととどまるところ知らずである。
「どこの国の言葉であれ外国語を学んだり話す人は認知症の心配はない」などとうれしいことを言ってくれる人がいる。本当にそうであればうれしい。歳をとってくると最も恐れるのが“認知症”。重症となると家族すら判別できなくなるなどと脅される。
“小さいことにやきもきするな、イライラするな”を英語にするとDon’t fret about little things.となる。僕のように高齢者の領域に入った人には“歳のことは気にするな”という英語Don’t fret about age.がある。英語の勉強の一つの方法は覚えた英文を少し変えて表現の幅を広げていくというやり方である。僕の孫達(日本人)を見ていても、同じようなやり方で日本語を習得して気が付けばしっかりと会話ができるようになっている。英語の勉強であれ仕事であれ、自分に合った方法の工夫が必要だ。人は工夫の繰り返しからだんだん知恵を付けていく。言葉の勉強には忍耐や努力や工夫が少しは必要だ。でもやっぱり外国語の学習は楽しい面があるからやるのだ。
最近は日本に住む外国人に限らず外国で生活している人でも驚くほど流暢に日本語を話す人がいる。覚えた新しい表現を使ってみて、それに工夫を加えて表現の幅を広げていく方法である。文法や書くことを後に回して、先ずは意思の疎通を心がける彼らが口をそろえて言う事は「日本語の勉強や文化の勉強は楽しい」である。
健康を維持するためには、例えば外国語学習に挑戦するなどという姿勢が必要だ。我々は自分の脳にコントロールされているのだから、やっぱり脳の鍛錬は歩くという基本運動と同時に心がけねばならないことなのだろう。(血圧に注意。暴飲暴食禁止…トホホ…)