学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

へぇ~そうなんや

2019-11-19 18:26:15 | 日記
何歳になっても、“「へぇ~そうなんや」の姿勢”を大切にしようと思う。どこへ行っても、何を見つけても、どんなニュースを聞いても、どんな記事を新聞で読んでも、「へぇ~、そうなんや」と心の中でつぶやきながら感心することを心がけるとなぜか体のアドレナリンが変化するのを感じる。不思議だ。脳が動き始めるのだ。
随分時間が経っているけれど、もう15,6年以上も前になる話だが大学の仕事で女房を連れてアメリカのオハイオ州のマウント・ウニオン大学を訪問したことがある。その時に僕の世話をしてくれたのが当時82歳の元気のよい大学を退職したベテラン国際交流課の元職員ホール氏だった。彼が口にしたことが僕のメモに残っている。僕の世話係と案内係りを引き受けてくれたことに対するお礼を言った時に彼が言った言葉が今でも鮮明に思い出される。人に会うことで“何歳になっても何か新しいワクワク感はあるものですThere is always something new and exciting, no matter how old you are. ”―――「なるほど。う~ん、なるほど。そうなんや」。どういういきさつがあるのかは分からないが高齢の彼が大学からの依頼で僕達の世話係をすることになったのだ。確か彼の息子さんだか娘さんだかが日本人と結婚して神戸にいるというような話をしたのを覚えている。
当時は僕も若かったのだろう、「いいことをいうな」と思いながらメモに残したのを覚えているが当時は感心はすれどもそれほどのインパクトは僕にはなかったように思う。最近になって思うことがあって当時の資料などを整理していたら彼のことを思い出した。今、この英文を読み返してみると、やはり外に出て人に会う事は自分自身の生活の活性化にとても大切な行動であることがわかる。これは自分の座右の銘にしなければと心底思った。
自分も歳をとってこのエピソードを振り返ってみると、「へぇ~そうなんや」と口に出しながら本や新聞を読んでみると、本当に楽しい。口に出さなくても、そういう姿勢で活字を追となんと学ぶことの多いことか。