学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

秋の空は天高く…

2019-11-08 16:36:24 | 日記
“秋”という季節は本当にいろんな場面に登場する。「天高く馬肥ゆる秋」に代表されるように秋空は高く澄んでいて‘食欲の秋’に結びつく人もいるらしいが、僕はやっぱり‘もの思う秋’を連想してしまう。少し気取れば読書や芸術の秋と言いたいところである。人間の日常を表すためにも秋はいろんな場面で利用されて、収穫や実りの秋と言われるかと思えば、スポーツの秋でしばらく日本中を興奮させたラグビーのワールドカップに結びつく。
僕はなぜか季節の中では秋が一番好きである。本当になぜかはわからないが、一つだけその理由を探せば独身時のミズーリ州時代に遡るような気がする。日本のことに思いをよせたり(彼女=妻、のことも含めて??…ニタッとチョット照れ笑い)、これからの自分の仕事や方向を考えながら広いアメリカ大陸の空や夕焼けを見ているのが好きだった。どこかで当時の僕の精神性、センチメンタリズムが蘇ってくるのだと思う。日本に居て、退職して、歳をとって時間にも余裕が出来た今も、やっぱり秋の空を見上げているのが好きだ。特に小難しいことを考えているのではないのだが、ただボーと夕焼けや空を見上げているのが好きなのだ。
当時のことを思い出しながら空を見上げていろいろ考えていると何となく自分の考えがまとまってきてやる気も出てくることがあることを知っている。日本を飛び出し、アメリカ留学を考えていた頃は「一歩踏み出して何か新しいことに挑戦しよう(Step out and do something new!)」などと自分を鼓舞していたものだ。そんな習慣が蘇ってきて、歳をとっても同じこと、何かに挑戦してみたいと秋の空は僕を刺激するのである。取りあえず次の10年、楽しく人生を充実させるために「君は何をしたいのか」という質問を繰り返し自分自身に問いかけている今日この頃である。さてさて、僕は何をしている時が一番楽しいのかな~。今年の‘もの思いの秋’から年末、新年へはこの質問から考えをスタートすることに決めた。