どこ吹く風

旅のことを主に書く。

誘い水

2010年05月20日 22時18分11秒 | 旅への想い
 先日義妹から電話があって”次の予定はどうなっているの、早めに決めてくれなければ色々と予定が立てられない。”という風な愚痴とも不満ともとれる内容だったようだ。

 何時の頃からかツアーや個人旅行に一緒に出かけることが多くなった妹である。妻に何故唐突に旅行の話が出てくるのか理由を尋問うと、マイルが5月末で流れる分がある。捨てるには惜しいので航空券を買っておきたい、行く先だけでも決めてもらいたいとのこと。

 私としては、旅なんてその気になれば2週間で計画を立て出発までできるので、急ぐことは無いと考えている。それに私の母がカジマヤーもとっくに過ぎた高齢で一人残して旅へ出るのが難しくなったと話し合ったばかりである。又旅行へ行く行かないの決定権は時期・行く先を含めて私でなく妻とアナタのお二人のスポンサーにあるのでしょう。私はツアコンであって主催側にはなり得ませんとやんわり伝えた。

 でも後輩の件は唯の話に悪乗りしたのだけど、義妹の要求は現実的な話である。何か目の前にニンジンがぶら下った感じだ。その件に関する電話2・3回掛かってきた。マイルのポイントが流れると焦っているようだ。それで流れるポイントの数を聞くと僅か70ポイントという。たったそれだけなら捨てろ、流せと言うた。この程度のチンケな数でやいのやいの言うのかケチ! 
しかし、マイルの話は横においたとしても、旅へ出るという大きな名目チャンスには違いない。またまた旅へ出たい気分になった。

 それで仮に行くとしたらどの当たりがいいかと妻に聞くと、もう一度ドロミテと言うかと思ったら、梅里雪山行きはどうなっているのかと聞かれた。私としてはドロミテを回りたい。しかしスポンサーの意向が第一だから中国を調べておこう。それに義妹は九塞溝へ未だ行っていないのできっと九塞溝と喚くだろう。

 梅里雪山のあるシャングリラか徳欽あたりは6月から降雨量が増えるのでこの時期は良くないと思う。いっその事エベレスト見物はどうだろうか。実現するかどうかは別にして暫らくは旅の計画で楽しめそうだ。

写真は九塞溝の五彩池