どこ吹く風

旅のことを主に書く。

海螺溝の入口磨西

2008年11月13日 23時41分31秒 | 08年中国の旅
 海螺溝の入口の町です。尾根の中ほどにあり山の中ではあるが開けた感じのするところにある。山の中ということか或いは季節所為か雨が降ったのかと思うほど夜は霧がかかった。
ラマ教の寺院があり曼荼羅やら独特の図柄で装飾されている、塀には解放軍と坊さんの会談の様子が描かれており、解放当時の状況を説明がなされているのだろう。長征の道すがら地主から小作人への土地解放をしながら進軍しているのでこの地域は初期に解放されたのだろう。地主からの解放と同時にお寺からの解放もなされただろうから、その正当性が描かれていたのかもしれない。

 バスの中でガイドがお金を集めていた、このツアーは観光施設の入場料が含まれていないので翌日の海螺溝の入場料金と思って支払った。しかしこれはオプションの民族歌舞団観賞料金だった。説明の内容が分かっていたらパスしたのに。案の定というか歌や踊りはいいのだが音楽の音量が耳をつんざくばかりに襲ってくる。手で耳を覆っていたがそれもメンドウになり途中で退場した。チベット族関連の劇場は全てこの音量のようなので敬遠したほうがいい。九塞溝で観劇した人も同じような不満を話していた。
見たい方は耳栓を持参が無難でしょう。
 
 ツアーは宿泊ホテルによって料金が違う。110元高い三ツ星ホテルを選んだのは私たちだけだった、それで夕食は中国人が泊まったホテルまで出かけなければならない。それで20分歩く羽目になった、坂道を登りながら三輪バイクが来ないかと後を振り返りながら歩くも全く来ない、そのうち会場のホテルに着いた。皆さんは既にテーブルを囲んでいる。食べ始めると例の如くあっという間に食べ終わった。その間20分足らず、また歩いてホテルに戻った。こんなことなら同じホテルにすればよかったと妻と笑った。

 オミヤゲ品屋には水着がたくさん並んでいる。周りの風景とは違和感があり奇妙な感じがしました。こんな山の中でと思ったのですが、公園内に温泉があるので水着を買う人が多いのです。私は温泉のことをしっていたので水着を持参しました。磨西は高度が高いので夕方になるとけっこう涼しくなるので店頭に吊るされた水着はよけいに似合わなかった。

 明日はミニヤコンガが見えるのか気がかりだった。

写真はお寺の塀に描かれた絵です。