先々週だったか、NHKのあさいちで「酢」の特集をやっていました。
酢の種類によっていろんな味や酸味や香りがあるんですね。
この番組の中でドレッシングの話題も若干出ましたが、それよりも酢を美味しく頂く裏技にハッとして、わたし独自の製法にその知恵を盛り込んで作ってみました。
すると・・・ うま、うまい!
以前からブログしているように夜のわたしの主食は野菜サラダですから、毎日使うドレッシングには拘りたい。
以前にも、玉ねぎを使ったドレッシングは何度か紹介したと思いますが、最初は美味しいと思っても一週間も経つとどこと無く、くどく感じたり、すっぱく感じたり、こくが無く感じたりと、同じドレッシングでもどんどん悪い方向に向かってしまいます。
きっと、満足いくものではないからなのでしょうね。
なので、今回は1週間ブログUPは封印して、確かめてからの投稿です。
以前に、別な食べ物のレシピを載せたら、「分量を数値で出してくれないと作れない」とお叱りを受けましたので、今回は数値も出しました。
1.用意する物
玉ねぎ、りんご酢、氷砂糖、粗塩、秤、ドレッシング容器、スロージューサー
2.玉ねぎを半分用意して少し粗く切る。
3.スロージューサーに掛ける
前段の準備で大きいまま入れると、薄皮分が容器にへばり付いて絞れず勿体無いので、1cm角くらいに切ってから投入する事にしています。
スロージューサーが無い方は、ミキサーで砕いて何かで濾過しても良いです。
余談ですが、ミキサーに掛けると空気と凄い勢いでかくはんされるので、酸化してしまいます。健康に注意したい方は、是非スロージューサーで搾りましょう。
ここで、同じ分量の玉ねぎを用意しても搾られた玉ねぎの汁の量は玉ねぎの状態などで毎回異なります。
4.りんご酢を玉ねぎの搾り汁と同量入れます。
5.前項で作られた酢を入れた汁の味付け。
5-1.前項で作った汁の重さを量ります。
今回、80gでした。
(容器の重さ分は秤の機能で事前にクリア設定してあります)
5-2.氷砂糖を20%入れる
80gの20%なので、16gですから、全体が96gになるような大きさの物を選んで秤に載せてから入れます。
5-3.粗塩を5%入れます。
80gの5%は4gですから、先ほどの氷砂糖含めて、全体で100gになるように少しずつ加えていきます。
6.電子レンジで温める
ここが一番の肝。
1分を目安にスイッチを入れて、良く観察してブクブク始まったら止めます。
7.取り出して氷砂糖が溶けるまでそのまま待つか、かき混ぜます。
8.市販のドレッシングが入っていた容器に入れます。
9.オリーブオイルをお好みの分量入れます。
10.粗挽きコショウを入れます。
11.良く振ってサラダに掛ければ、それはそれは美味しい野菜サラダになります。
沢山作ってしまった時は、残りをオイルを入れずに小ぶりなペットボトルに入れて冷蔵庫で保管して補充用にします。
今回使用した具材全てが美味しいドレッシングを作るための厳選素材です。
これまで、数年間毎日食べ続けてきた野菜サラダ用の自家製ドレッシングで編み出した組合せです。
いろんな物を試して来ましたが、この組み合わせが私は一番シンプルで飽きずにおいしいと思います。
これをベースにドレッシング容器の中でレモンを入れたりバジルを入れたりオレンジを入れたり変化を楽しみます。
それと、熱を加えるところが今回の最重要項目です。
酢の酸味がまろやかになり、全く別物の様な感覚です。
玉ねぎの汁がどれ程になるか不定なので、分量を%で表記してみました。
どんな量にも適用できると思います。
計算の苦手な方は電卓をご用意ください。
では、皆さんお試しあれ。
私が毎日野菜ジュース作りに使っているクビンス のスロージューサーの最新版を参考にリンクしておきます。
参考にどうぞ。