nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

我が家の放射線量2016

2016-12-13 19:15:58 | 甲状腺がん

毎年この季節になると会社の測定器を借りて来て放射線量を測定している。

測定器は同じものを使わないと結構違いが出てくる場合もあるらしいが、5年間ずっと同じ測定器を借りて来ている。

さて、先ずは玄関先。

昨年は0.08μシーベルトだったので0.091は若干高い。

裏を向いて測ったら0.075だから、誤差の範囲だろう。

芝付近は0.097μで昨年は0.11μだったので、これも誤差の範囲だろう。

今年も地面10cmと1mで試したが、やはり1mの方が数値は高く出る。

玄関先の芝は震災後に家の建て替えのため新たに土と共に植えた物なので放射性物質は殆ど無く芝からは殆ど放射線は発せられない。

そのため周囲から飛んで来る放射線により地面から高くなればなるほど放射線量が増えと云う訳だ。

我が家で一番空中放射線量の高い場所。

見てのとおり、0.539μ昨年0.32位だったが、地面から1mでは昨年同等。

つまり、ここには放射性物質が地面に存在しているため、地面付近が一番高くて、離れるにつれて低くなっていく。

どちらにしてもこの値は明らかに「高い」と言い切って良いレベル。

正常値の10~15倍以上の放射線量で、長時間近寄るべからず。

植木付近は0.151μ 本来この値でも除染対象値だが、家屋から離れているので除染対象外。

でも、3年前には0.3以上有ったので、随分と低くなったものだ。

北の隅も高いが先ほどの場所よりは低い。

家の周囲に戻って、ウッドデッキ付近は0.084μで許容範囲。

この辺はぎりぎり許容範囲だが、以前より若干高くなている。

風などでほこりや枯葉等と共に放射性物質が飛んで来て、積もってるのだと思う。

畑は、0.176で許容値を超えている。

土を入れ替え無い限り下がる事は無いだろう。

この畑だけの問題では無い。

作物  の判定にはベクレル値で見るが、測定器がないので量った事ない。

放射性物質を作物が吸収しなければ 土の放射線量が高くても問題は無いはずである。

さて、家の中は・・・

リビング、和室共に問題ない範囲。

2Fもほぼ同じだ。

しかし、窓を開けると・・・・0.072から0.092に上がる。

ペアガラスの窓でも、放射線量を減らす効果がある事が分かる。

ちなみに都内にある会社の居室は同じ測定器で量って0.06 程度なので家の中は安心出来る値であると言える。

4年前からさほど大きな違いはないが、やはり建て替えのために家屋周辺の土を入れ替えた場所は放射線量が少ない事は確かだ。

孫たちにももっと安全な場所を提供できればと願っている。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 甲状腺がんまでの足跡 | トップ | クリスマス気分 »
最新の画像もっと見る