がん保険で良く耳にするのが「がんの告知を受けたら 診断給付金が降りる」とのうたい文句。
実際どうなんだろうと疑っていた。
保険会社に電話で確認しても審査をしてみないと分からないと云われていた。
約款を読んでみると悪性腫瘍なら100%出るが、「上皮新生物」の場合には10%の支払いとなると書いてあったが、
「上皮新生物」って何?
調べると消化器系の場合、例えば胃がんの場合で云うと胃袋の中は体の中に有りながら皮膚と同じく管になっているので外界に接しており体外に面した皮の部分になるわけで、 胃の表面にがんが出来ても初期段階で中まで浸潤していなければ「上皮新生物」の扱いになり、悪性腫瘍とは認定されないらしい。
なら、甲状腺がんはどうなんだ?
ネットで調べると、甲状腺は体内の組織であり、外界と接していないので上皮と言う概念は存在しないという 記述を見つけた。
つまり、がんが小さくてもれっきとした悪性腫瘍と認定されると言う事だ。
ダメもとで、前回の診察の際に証明書の記入を病院にお願いしたが、証明書は有料で5000円程度掛かるので、何度も「保険金が出るかどうかは私どもでは分かりませんよ」と念押しされた。
さて、その結果は・・・!
先週末に満額分銀行口座に入金されていました!
嬉しいやら悲しいやら・・・
複雑な心境です。
これで名実ともにがんで有ることが証明されてしまったように感じました。
でも、注意したいのは古いがん保険の場合だと胃がんや大腸がんで上皮新生物の場合には一時金が出ないみたいです。
私の場合、5年前の震災で家を建て替える資金の一部に使うため積み立て分が有った古いがん保険を解約しましたが、知人がガンになった事から心配で3年前に新たに最近のがん保険に入り直したので仮に上皮新生物であっても10%の一時金は貰えたはずです。
皆さんも自分のがん保険の支払条件を良く確認しておいた方が良いですよ。
ガン保険の良いところは、一時金とは別に手術や入院給付金は別腹で出る事だね。
ところで、随分前から一時金 が入ったら買おうと思っていたものがありました。
30年来の夢の実現だったのですが、妻には以前から仮想の話として伝えておいたのですが、あらためてその事を言ったら、「それは知ってるけど車も古いんだし頭金にしたら・・・」と云われてしまった。 確かにもう17年も乗っていて考えてはいたが確かに先立つものが無い。
悩む・・・・・
岐路に立った時は時間を置くのが一番だ。
過去にも何度も遭遇した様に、どんどん眼の前に展開される判断材料となる思わぬ事態の変化。
今回もきっと起きる事を信じている。
既に昨日、なにやら気になる情報が郵便で届いた・・・・・
急ぐことはない。 もう少し静観しよう。