今国会の様子を見ているとストレスはたまるが興味深い。一方は次の選挙までは間があるし、折角得た数的有利さを最大限活用して、この際自分たちの出したい法案を出来るだけ多く、しかも時間をかけずに成立させようとする。
一方、前回選挙の敗北から立ち上がることが出来ずにいる最大野党。しかも少数群居で足並みが揃わないどころか、政権与党に擦り寄る党まで出てきて、結果は強行採決の片棒を担ぐしまつである。
民主主義の原理からすれば多数決の論理は否定できない。したがって、国民が選挙で多数を与えた政党が政権を担い国会運営も有利に進めることも否定はできない。
問題は法案の中身であり、国会運営、審議の進め方である。特に国民生活に重要な影響があるような法案に関しては、多くの国民が内容を理解し、その審議過程からしてそろそろ採決もやむを得ずと納得するような段階を踏むべきであろう。
今回のように、出来るだけ国民に知らせずに、そのためには審議にも充分な時間をかけずに、なんとしても会期中に決める。決まってしまえば、反対の声も犬の遠吠えのごとくいずれ小さくなり、そのうちに忘れるであろう。という図式が見て取れるのだが、いかがであろうか?8703の思いが当たっているとするならば、日本国民が試されていると言えよう。
一方、前回選挙の敗北から立ち上がることが出来ずにいる最大野党。しかも少数群居で足並みが揃わないどころか、政権与党に擦り寄る党まで出てきて、結果は強行採決の片棒を担ぐしまつである。
民主主義の原理からすれば多数決の論理は否定できない。したがって、国民が選挙で多数を与えた政党が政権を担い国会運営も有利に進めることも否定はできない。
問題は法案の中身であり、国会運営、審議の進め方である。特に国民生活に重要な影響があるような法案に関しては、多くの国民が内容を理解し、その審議過程からしてそろそろ採決もやむを得ずと納得するような段階を踏むべきであろう。
今回のように、出来るだけ国民に知らせずに、そのためには審議にも充分な時間をかけずに、なんとしても会期中に決める。決まってしまえば、反対の声も犬の遠吠えのごとくいずれ小さくなり、そのうちに忘れるであろう。という図式が見て取れるのだが、いかがであろうか?8703の思いが当たっているとするならば、日本国民が試されていると言えよう。