なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

ブタがいた教室

2009年12月27日 | おでかけ
昨日、記事を書いたのに、投稿したとたん、全部消えてしまったので
ドキドキしながらの更新です。

土曜日に教育委員会が主催する映画の上演会に娘と行ってきました
上演されたのは、教育委員会主催らしくケイタイ電話の使い方をめぐってのトラブル防止の啓発DVDと。
映画「ブタがいた教室」です

「ブタがいた教室」のお話は有名ですね。実話を元に描かれています。

妻夫木聡さん演じる新米教師の星先生が、6年2組の教室に「1年育てて、食べよう」と1匹の子豚を連れてくるところから、お話は始まります。

26人の子ども達と、子豚のPちゃんとのふれ合いと絆は、月日を追うごとに深まっていきます。大きく育っていくPちゃん。

そして、子ども達の卒業を前にして。このPちゃんを、当初の約束通り「食べる」のか、「後輩に引き継いで育ててもらうのか」。クラスを2分しての大論争になります。

映画の子ども達は、実際にブタを180日間飼育したり。「食肉センター」を見学したりして知識と経験を深め。結論のない白紙の台本を渡され、本当の気持ちでの大論争になりました。

白熱した議論に、上演会場のアチコチから、すすり泣きの声が

映画が終わった後も、なかなか席を立てれない、いろいろと考えさせられた映画でした。

帰りの車の中では「食べる派」の私と「後輩に託す派」の娘と、再び大論争
娘は「後輩にPちゃんの世話を託すことが、なぜ自分達の「責任」をとらないコトになるのか」理解できません

確かに。そもそも。大人(教師)が子豚を「命の授業」と称して子ども達の前に、勝手に連れてきておいて 「飼育」と「ペット」」を混同させたような飼育をしてしまい。「食べるか」「食べないか」って議論するのは。ブタにしたら、どうよ・・・とも思うし。子ども達も辛かっただろうな。

そういえば、山間の街にいた時は。近所でイノシシを肥育してて、子ども達が喜んでエサをあげてたけど、冬になったら潰して食べちゃったよなぁ・・・とか。
私の伯母は、子どもの頃、家の鶏の世話係りをしていて。お客さんがくると潰して食べちゃっていたのが辛くて、未だに鶏肉は食べれないんだよなぁ・・・とか。
そんなコトも思い出して、娘と話してました

とりあえず、車の中の結論は

たぶん、この先生が、この授業で伝えたかった「他の命を戴いて、私たちは生きている」と言う事は、あまり実感としては解らずに。

「命を飼う時は、やっぱり最後まで看る責任があるよね~」「最後まで看る、看かたもいろいろあるよね~」というトコで落ち着きました

小学生の子どもと観るのには、いい映画でした

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2 コメント

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ブタがいた教室 (O)
2009-12-27 17:58:07
ご観覧ありがとうございます。
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いろいろと (なんちゃって)
2009-12-28 07:22:09
Oさん。おはようございます♪

制作サイドの方から、コメントを戴くとは思っていなかったので、びっくりです。
いろいろと考えさせられる映画でした。

石垣りんさんの詩の中にあるように。まな板の上で魚を絞めることを子どもに伝えるのは、本当は親の仕事なのだろうな・・・と思います。
なかなか出来ないのですけどねぇ・・・。
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