なんちゃってLOHASな日々

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研修会

2018年06月05日 | 日記
ボランティアサークルの研修会に行ってきました。全部で3回講座の一回目です。メモ代わりに内容をまとめてみたいと思います。


 講師は元アナウンサーの男性のテレビやラジオで活躍されていらっしゃった方です。引退されてからも、アナウンサー講座や講演会、後進の指導に積極的に活動されておいでです。第一印象は、「優しそうな方だな。」そして、もちろん、声が素晴らしく良い 低音だけどハッキリと響く安定感のある優しい声だなぁ~と思いました。安定感というか、安心感のある声かなぁ~。若者風に言えば「イケボ(イケてるボイス)です

 受付をしていたので、講演の最初の方は聞けませんでしたので、途中からのメモを残します。(内容は講演そのままではなく、私がパワポやお話から抜きとったモノで正確ではありません。話の前後もありますが、系統でまとめてみました。ザックリ捉えて下さいネ

・人を動かすために、どんな風に話すといいのか?

 美空ひばりさんとの突然のインタビューの時のエピソード。講師さんも夢中になって話され、美空ひばりさんからも、日頃は話さないプライベートの話まで盛り上がったそうです。その経験などから学んだ事は。「 作るな 気取るな 偉ぶるな 」という事だそうです。

 言葉を話す時には、簡単な言葉を使えばいいのに、難しい言葉を使いたがる。自分の言葉で話す事が大事。では、どうやって、「自分の言葉を増やすか」。良い言葉を聞いたらメモをしておく。その言葉をすぐに使うのではなく、書き溜めて置くうちに、「自分の言葉」として使えるようになるのだそうです。


・聞きやすい話し方とは?
 
 声の大小 音の強弱 音の高低 音の抑揚・・・の、バランスを取るのが大事との事でした。

 実年齢よりも、はるかに老けた声の人が多い。いかに響く喋りをするか考える。のびのびとした明るい声を出す事。大きく高い声を出す事。精神的な高まり、肉体的な高まりがあれば、良い話が出来る。いつもキラキラ輝いてる事が大事♪との事。人柄はいいのだけど暗い感じのする人の声は、A母音で口が開いていないのだそうです。「あ・さ・た・ぱ」のアの音が入った文字を発音する練習文として「加藤さんと 佐藤さんが タンシチューとパンを食べた」 が、ハッキリ言えるかどうか? Aが入る言葉をしっかり言えると明るい感じになるんだそうな。


・ 話し方についての注意点と練習方法

 人の気持ちを動かすには、自分の目・耳で掴んだ話をする事が大事。話しやすい人に一つの話をする。相手の目を見て、話す事。続けていると上手に話せるようになるそうです。

  ・話す内容 テーマを決める 中身・素材を集める(多いほど良い) 話す順番と時間を決める 目線が大事だそうです。

  ・話し方としては 相手の年齢やレベルに合わせた言葉遣いをする。出来るだけ普通に使う丁寧語。目を見て話すと頷いてもらえるそうです。間に大きく息を吸うと、相手も理解しやすいし、うなずいてもらえる間もとれるそうです。

・ 大勢の所で話をする時、だいたい、天井と壁の境目に向かって話をする。中規模や小規模だと、話したい人の後ろ1m位を目指して話すとよく聞こえるし伝わるそうです。


・声を届かせるトレーニングとして、新人アナウンサーさん達に教えている方法を一つ。(だいたい、アナウンサーさん達は、
5~10分位やるのだとか・・・)

 ジャンプに合わせて「あ」と声を出す。飛び上がる時に吸って降りるタイミングで「あ」と言う。ノドが開いて、大きな声が出せるようになるんだそうです。始めは息を出すだけでもいいのですが、「あ」が一番効果的だとの事。
 ダイエットも兼ねて、練習してみて下さいとの事でした。

 大きな声を出す練習として、外でやたらに大声を出すのは反響がないのであまり効果はない。部屋でやる方が音が解る。先程のノドを広げる練習は外でもできるそうです。

とにかくイモになれ! 里芋の皮むきはバケツに里芋を付けて棒でグルグル回すとキレイに皮がむける・・・ように、たくさんの仲間達の中で実際にやってみて磨き合ってほしいとの事でした。


質疑応答も盛んに行われました。印象に残ったモノだけ。

 ・ 写真の説明をどこまですればいいのか?・・・ケースバイケース。時計の位置で大体の場所を知らせる方法もある。

 ・ 抑揚や想いの込めかたについて・・・一般的に素人が抑揚をつけて読むと声の大きさのバランスが過度になってしまって聞きにくくなってしまう。その為に、「抑揚はつけない」という指導がある。実際に読む時は、どんな相手にどんな風に伝えたいか・・・という想いは大事との事でした。


内容、少しバラツキあるかも・・・ですが、こんな感じの講演会でした。「会話」の話をしていて。日常で、帰ってきた夫に「今日は疲れたな?」と言われた時に、「お風呂? ご飯?」って返すのではなく「大変だったね。」とか「お疲れ様。」とか。言われた言葉を受け止めて、ちゃんと返す事。「思いやり」が大事だね・・・ってエピソードには、ちょっと反省させられました 個人的には、娘はよく研究発表とかする機会も多いので。また、折をみて話そうかなぁ~って思いました。

暖かくも、「伝える」という事に情熱的な、そんな「想い」を感じる事の出来た研修でした
 

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