思いつくまま、気のむくまま

日々の出来事を日記代わりにつづります。

目標を持つということは生きる支え

2013-05-28 09:31:48 | 日記
人はそれぞれ悩みを持つ。
他人には窺い知れないことだ。
些細なことでも本人にとっては頭から離れないことだってある。
年をとればなおさら。
己の体力、知力、体のあらゆる機能の衰え、将来への不安…、
若い時には思いもよらなかったことが多々ある。
元気なお年寄りを見るとうらやましい。
その原動力は何だろうかと。

三浦雄一郎氏のエベレスト登頂のニュースは多くの人々を勇気づけた。
80歳だそうだ。
私たちには三浦氏と言えばプロスキーヤーとしてのイメージがある。
お父様もすごかった。
そうか、もう80歳におなりになったのか。

しかし、彼にも目標を失って不摂生な生活を送り、
不健康な状態になった時期があったらしい。
立ち直らせたのは99歳にしてなおモンブラン氷河の滑降と言う挑戦を続ける
実父、オリンピックに出場した次男の存在が大きかった。
と言うことは、人間いくつになっても目標を持ち続けることが
生きる支えになるのか。

夢や希望も叶えられないと諦めてしまう前に、
自分にできることから始めるのも悪くない。
過日、かかりつけのドクターに

「先生、最近仕事しているときは元気なんですけど、そうでないときとの
 落差が激しくて…、鬱みたいになります…」

「眠れませんか?」

「いいえ、すぐ寝ます」

「大丈夫です」

幸いなことに私には仕事がある。
老いても多くの仲間が現役で頑張っている。
経験を積んだからこそ見えるものもある。

目標は、教室の子どもたちに、どんな時代になっても生き抜けられる力を
つけること。それは学力であったり、忍耐、根気、コツコツやりぬく力、
更には思いやりの心をはぐくむこと。

6月は保護者個人懇談を始める。
考え込んでいる暇はない。