3月15日濱野裕生、命の詩コンサート「母に命を返す時」に行った。
92歳になる母、弟、介護施設で働く従妹を連れて。
冒頭でこのたびの震災で亡くなられた方へ黙とうし、収益金の一部を寄付させて
いただくという話があった。
10数曲を歌われたが、1曲1曲がストーリー性を持った長い曲で
レコード化の話もあるようだが商業ペース的にはなかなか難しいだろうと思う。
特に今はお笑いも落語以外はじっくり聞かせる漫才もないような時代だから。
しかし、介護という特殊なそれも地味でどちらかというと忘れ去られた感がある分野での
介護する側の応援歌という意味では聞くものの心を揺さぶるものがある。
ずっと涙が出て止まらなかった。
母の言動そのもの、今の弟の心境そのもの、会場はもちろんお年寄り、介護者などが多かったが、
みな同じ気持ちを抱いたに違いない。
2時間という長時間母がじっと座っていられるか心配だった。
開演前にトイレは済ませていたが、1時間後くらいには外へ連れ出ししばし休憩をさせた。
従妹がその役目を買って出てくれた。
濱野氏の作品の98歳になられるお母様もいらしていて、やはり途中で休憩のためにロビーに
おられたとか、母とも少しお話ができたらしい。
母に「歌はどうだった?内容はわかった?」と聞くと
「よかったねえ」
一番前の席で騒ぐでなし、じっと聞いていた母。
会場はあまり人は入っていなかったが、それでも彼は唄いながら草の根運動で介護生活を
伝え続けていく、自分の歌を聞いて少しでも誰かの力になれれば嬉しいと、さらに今回の災害に
対しても日本中が介護5の状態だと、一人一人が何ができるか考えてほしいと結ばれた。
本当に日の当たらない場で苦労して生きている人の多さよ。
少しの不便や悩みも取るに足らないこと。毎日生きていられることに感謝をして生きよう。
今回の災害は国民一人一人に大きな課題を投げかけた。
あいだみつを氏の詩に「奪い合えば足りぬ、分け合えば余る」というような言葉があった。
まさに今それが問われているのだ。
災害復興に何かせずにいられない。まず自分にできることから始めよう!
教室の子どもたちも自分たちのお小遣いを義援金として送ったという。
その気持ちが嬉しい。
首都圏に住む身内のSOSに応えたり、会社も大規模な義援金活動をするらしい。
自分にできることはまず義援金を送ること。できうる限りの援助を惜しまないことだ。
みんなでがんばろう!
92歳になる母、弟、介護施設で働く従妹を連れて。
冒頭でこのたびの震災で亡くなられた方へ黙とうし、収益金の一部を寄付させて
いただくという話があった。
10数曲を歌われたが、1曲1曲がストーリー性を持った長い曲で
レコード化の話もあるようだが商業ペース的にはなかなか難しいだろうと思う。
特に今はお笑いも落語以外はじっくり聞かせる漫才もないような時代だから。
しかし、介護という特殊なそれも地味でどちらかというと忘れ去られた感がある分野での
介護する側の応援歌という意味では聞くものの心を揺さぶるものがある。
ずっと涙が出て止まらなかった。
母の言動そのもの、今の弟の心境そのもの、会場はもちろんお年寄り、介護者などが多かったが、
みな同じ気持ちを抱いたに違いない。
2時間という長時間母がじっと座っていられるか心配だった。
開演前にトイレは済ませていたが、1時間後くらいには外へ連れ出ししばし休憩をさせた。
従妹がその役目を買って出てくれた。
濱野氏の作品の98歳になられるお母様もいらしていて、やはり途中で休憩のためにロビーに
おられたとか、母とも少しお話ができたらしい。
母に「歌はどうだった?内容はわかった?」と聞くと
「よかったねえ」
一番前の席で騒ぐでなし、じっと聞いていた母。
会場はあまり人は入っていなかったが、それでも彼は唄いながら草の根運動で介護生活を
伝え続けていく、自分の歌を聞いて少しでも誰かの力になれれば嬉しいと、さらに今回の災害に
対しても日本中が介護5の状態だと、一人一人が何ができるか考えてほしいと結ばれた。
本当に日の当たらない場で苦労して生きている人の多さよ。
少しの不便や悩みも取るに足らないこと。毎日生きていられることに感謝をして生きよう。
今回の災害は国民一人一人に大きな課題を投げかけた。
あいだみつを氏の詩に「奪い合えば足りぬ、分け合えば余る」というような言葉があった。
まさに今それが問われているのだ。
災害復興に何かせずにいられない。まず自分にできることから始めよう!
教室の子どもたちも自分たちのお小遣いを義援金として送ったという。
その気持ちが嬉しい。
首都圏に住む身内のSOSに応えたり、会社も大規模な義援金活動をするらしい。
自分にできることはまず義援金を送ること。できうる限りの援助を惜しまないことだ。
みんなでがんばろう!