今日は、グリミン(グリムと民間伝承研究会)の第53回例会の案内を
します。
グリミンは、グリム童話を初めとしてドイツ語圏の伝承文学を研究する
グループです。
この研究会については以前にも紹介しましたが、
詳しくは、下記のサイトをご覧下さい。
グリムと民間伝承研究会
今回は、金沢大学で開催される日本独文学会の開催にあわせて
開かれるので関西からは少し遠いですね。
一応、案内だけでも読んでみてください。
★グリムと民間伝承研究会(グリミン)★第53回例会案内★
2011年10月8日
水害をもたらした台風が通過、秋も本番を迎えました。
グリミンの皆さま、お元気でいらしゃいますか。
さて今回は、日本独文学会の秋季大会に合わせて、
大会2日目午後にグリミンの例会を開催します。
平素参加しにくい方々も是非奮ってご参加下さい。
今回は野口芳子さんが
「グリム童話における7の数字―固定観念を覆す使用法」と題して
新たに発掘された資料に基づき、発表していただきます。
記
●日時: 2011年10月16日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~3時 研究会(時間厳守)
午後3時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●場所:
金沢大学 角間キャンパス
自然科学本館 204講義室
●道順:
「金沢駅東口」6番乗り場より北陸鉄道バス 「93・94・97金沢大学行き」(兼六園下経由)
に乗車、「金沢大学自然研前」下車。(料金350円、所要時間約30分)
金沢大学 角間キャンパス・アクセス
●内容:
★野口 芳子(武庫川女子大学教授)
「グリム童話における7の数字―固定観念を覆す使用法」
発表要旨:7は現在では一般に「ラッキーセブン」といって、幸運な数だと
思われているが、ドイツの百科事典では7は幸運と不運を併せ持つ数で、
魔術や呪術の数と指摘されている。実際、グリム童話の中に現れる7は
ほとんどの場合不運を表す。
それは中世の民の価値観を表しているのであろうか。
両義的意味を持つ7が、グリム童話の世界と現在とで異なるのはなぜ
なのだろう。
聖書や古典文学、図像学など様々な文献に当たりながら、
その理由を解明しようとして奮闘した。
この発表では夏休み中取り組んでようやく結論に達した、
その最新の拙論を披露する。
興味深い発表を楽しみにご参集ください。
●参加費 500円
■なお、独文学会の秋季発表会でもメルヘンや文化に関連する発表や
シンポが下記のように、ありますので、あわせてお聞きください。
★シンポジウムI 10月15日(土)10:00~13:00 A会場(大会議室A)
ハプスブルク神話とその規範をめぐって
司会:田中まり コメンテーター:松村國隆
発表:磯崎康太郎、佐藤文彦、高橋麻帆、早川文人、元吉瑞枝
★口頭発表: 文化・社会1/文学1
10月15日(土)10:00~12:35 E会場(103講義室)
3. E.T.A.ホフマンの Maerchen の独自性
― 『マイスター・フロー』を中心に ― 小崎 肇 11:20~11:55
★シンポジウムIV 10月15日(土)14:15~17:35 B会場(AV講義室)
ロマン派の時代の危機意識とユートピア
発表:坂本貴志、佐藤朋之、松原良輔、岡本和子、桑原聡
★シンポジウムVI 10月16日(日)10:00~13:00 A会場(大会議室A)
エーリヒ・ケストナーとその時代
発表:寺井紘子 青地伯水、児玉麻美、永畑沙織
下記の学会サイトもご覧下さい。
http://www.jgg.jp/index.php?easiestml_lang=jal
★世話人
池田香代子
野口 芳子
竹原 威滋
さらに詳しく情報を得たい人は私のもうひとつのブログもご覧下さい。
特に例会案内のあとに新刊情報が載っています。
グリム童話と民間伝承に関心ある方の対話の広場
します。
グリミンは、グリム童話を初めとしてドイツ語圏の伝承文学を研究する
グループです。
この研究会については以前にも紹介しましたが、
詳しくは、下記のサイトをご覧下さい。
グリムと民間伝承研究会
今回は、金沢大学で開催される日本独文学会の開催にあわせて
開かれるので関西からは少し遠いですね。
一応、案内だけでも読んでみてください。
★グリムと民間伝承研究会(グリミン)★第53回例会案内★
2011年10月8日
水害をもたらした台風が通過、秋も本番を迎えました。
グリミンの皆さま、お元気でいらしゃいますか。
さて今回は、日本独文学会の秋季大会に合わせて、
大会2日目午後にグリミンの例会を開催します。
平素参加しにくい方々も是非奮ってご参加下さい。
今回は野口芳子さんが
「グリム童話における7の数字―固定観念を覆す使用法」と題して
新たに発掘された資料に基づき、発表していただきます。
記
●日時: 2011年10月16日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~3時 研究会(時間厳守)
午後3時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●場所:
金沢大学 角間キャンパス
自然科学本館 204講義室
●道順:
「金沢駅東口」6番乗り場より北陸鉄道バス 「93・94・97金沢大学行き」(兼六園下経由)
に乗車、「金沢大学自然研前」下車。(料金350円、所要時間約30分)
金沢大学 角間キャンパス・アクセス
●内容:
★野口 芳子(武庫川女子大学教授)
「グリム童話における7の数字―固定観念を覆す使用法」
発表要旨:7は現在では一般に「ラッキーセブン」といって、幸運な数だと
思われているが、ドイツの百科事典では7は幸運と不運を併せ持つ数で、
魔術や呪術の数と指摘されている。実際、グリム童話の中に現れる7は
ほとんどの場合不運を表す。
それは中世の民の価値観を表しているのであろうか。
両義的意味を持つ7が、グリム童話の世界と現在とで異なるのはなぜ
なのだろう。
聖書や古典文学、図像学など様々な文献に当たりながら、
その理由を解明しようとして奮闘した。
この発表では夏休み中取り組んでようやく結論に達した、
その最新の拙論を披露する。
興味深い発表を楽しみにご参集ください。
●参加費 500円
■なお、独文学会の秋季発表会でもメルヘンや文化に関連する発表や
シンポが下記のように、ありますので、あわせてお聞きください。
★シンポジウムI 10月15日(土)10:00~13:00 A会場(大会議室A)
ハプスブルク神話とその規範をめぐって
司会:田中まり コメンテーター:松村國隆
発表:磯崎康太郎、佐藤文彦、高橋麻帆、早川文人、元吉瑞枝
★口頭発表: 文化・社会1/文学1
10月15日(土)10:00~12:35 E会場(103講義室)
3. E.T.A.ホフマンの Maerchen の独自性
― 『マイスター・フロー』を中心に ― 小崎 肇 11:20~11:55
★シンポジウムIV 10月15日(土)14:15~17:35 B会場(AV講義室)
ロマン派の時代の危機意識とユートピア
発表:坂本貴志、佐藤朋之、松原良輔、岡本和子、桑原聡
★シンポジウムVI 10月16日(日)10:00~13:00 A会場(大会議室A)
エーリヒ・ケストナーとその時代
発表:寺井紘子 青地伯水、児玉麻美、永畑沙織
下記の学会サイトもご覧下さい。
http://www.jgg.jp/index.php?easiestml_lang=jal
★世話人
池田香代子
野口 芳子
竹原 威滋
さらに詳しく情報を得たい人は私のもうひとつのブログもご覧下さい。
特に例会案内のあとに新刊情報が載っています。
グリム童話と民間伝承に関心ある方の対話の広場
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