トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TA48M033Fの出力コンデンサに注意

2014-05-20 16:19:00 | 通販・買い物

 3.3Vの安定化電源用に秋月より販売されている3端子レギュレーターのTA48M033Fを良く使っており、入出力には、セットにあるコンデンサを使用。
ところが、出力に入力電圧(今回は5V)と同じ電圧が出ており、慌ててOFFにした。
使用したワイヤレスモジュール(TWE-001L-DPC-WA)が動作電圧:2.3~3.6Vだからで、以前5Vを直接印加して壊した苦い経験が有る。
今回は幸い、壊れてはいなかった。
接続を確認したが、合っている様だ(データーシートでは番号の振り方が1、3、2と順番になっていなかったので、もしやと思ったが、左から入力/GND/出力だったのでOK)。
負荷回路を切り離して、再度電源を入れてみる。
出力のコンデンサに電圧が出ていない。どうやら半田付け不良の様だ。
これをちゃんと半田付けすると、3.3Vが正常に出力された。
半田付けのプロとしては情けない不良である。反省!
(スズめっき線は古くなると酸化して、半田が付きにくくなる)
たぶん発振していたと思われる。
今回のことで、入出力コンデンサがセットで販売されている意味が理解出来た。
(このICは発振しやすい様だ)
今回のワイヤレスモジュールは、業務用R/Cのアクセル制御をしたいという要望で実験開始したもので、基本動作的には使えそうだが、出力波形を見ると1kHzのPWM波形となっているので、積分回路が必要の様だ。

コメント
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