電子工作サークルで動作しなかった金属探知機を預かったので、本日調査開始。
部品定数の違いは無く、パターン切断も無いが検出しっぱなし(LED点灯)になる。一番怪しい、検出コイルを巻き直しすることにした。
手持ちのφ0.26ポリウレタン銅線(半田鏝を当てると被覆が剥がれ簡単に半田が載る)を巻くことに。40mm程度のバーアンテナコアにポリイミドテープを巻いて絶縁した上に一次側捲き線120Tを捲き、またポリイミドテープを巻いて絶縁し二次側捲き線50Tを捲く。
これを接続するとちゃんと動作した。しかしLEDは点灯するものの電子ブザー(これも外観だけでは電子ブザーなのか単なるスピーカーなのか区別が付かない)が鳴らないので外して調べて見る。1~9Vまで可変(+-も)してみたが鳴らないので、どうやら壊れた様だ。手持ち品に交換し、ちゃんと鳴る様になった。
これでも、不思議な現象がある。
何度か金属に近づけていると、段々に感度が上がり最後には何も金属が無くても検出しっぱなしになる(最初に製作した孫のも同じ現象)。回路の動作原理が良く判っていないので、こんなものかと考えることに。確かに用途(最初に金属のある部分を探す)としては、これで良いのかなと自分を納得させる。
電源スイッチが無いので、手持ちスライドスイッチを追加。バーアンテナはロックタイで基板固定穴に固定する。