数週間前から愛車(エブリィワゴンターボ)のエンジン付近から異音がしていて、先日ついに壊れそうな音になったので、デーラーに見てもらったら、ターボチャージャーが壊れ掛けているということで、交換が必要になった。
大きい物と想像していたのですが、シャーシー下で、小さくて目立たないですね。
5年以内だとメーカー保証だそうですが、7年経過していました。
(やはり、無償保証期間は壊れにくいということか)
見積を取ると、部品代だけでリビルト品(メーカーでケースのみ中古品を使い内部は新品でアッセンブリし直し)で85,000円とのこと。新品だと158,000円なので、それよりは安いのですがオークションでリビルト品を見ると65,000円と20,000円安いので、これを落札して交換はデーラーにお願いすることにしました。(更に交換費用として40,000円強プラス)
先日、連絡が無いので買い物ついでに様子見に行ったら、最悪の事態が。
圧縮空気を押し出している側ファンの軸を支えているナットが残っていないとのこと。
ナットが外れたお陰で、ファンは大きく削られている。ベアリングもがたがたになっていて、隙間から圧縮空気のパイプにエンジンオイルが多量に漏れ出していたとのこと。
今日インタークーラーを外して見て、そこにナット残っていないか調査するという(こなごなになっているとすれば更に被害は大きくなる)。
11/16連絡が有り、サンクションパイプの中に油まみれになって有ったそうです。見つかって安心しました。
これで取り外し工賃がまたプラスになる。
今のタイプ(今回取り寄せたもの)はカシメタイプに改良されているので、この様なことは起きない様だ。
これが、5年以内の不良で多発する様であれば、リコール対象になるのだが。
デーラーの整備士さんに聞くと、このタイプは最近値上がりしており、即納可能だという。裏を返せば、それだけ不良が多いのではと話していた。
IHIで製造しているもので、不良が多いとのことも話してくれた。
同じススキ車でも、ジムニーには使われているがワゴンRは別のメ-カーのが使われているらしい。
今になって、後悔ですが、多分、オイル交換をサボっていたのが大元の原因かなと思います(特にターボ車は3~5000km毎と有ります)。
回転数は20万回転/分以上にもなります。
機械屋のプロとしては、お恥ずかしい内容で、思わぬ失費が出ました。
年間数千円のオイルをケチったつけが回って来た様です。
もし次に買い換えるときはターボ車を買わない様にしようかな。
先日、トラック用ラジコンを修理して差し上げた方が修理工場の方なので、聞いてみたら
「この車の場合はエンジンオイルを3000kmくらいで定期的に替えないとターボチャージァーのオイルラインが細くなり(オイルパイプの内側に汚れの薄い膜が出来てしまいます)オイルの通りが悪くなり結果ターボが焼きつきます。安いオイル結構ですので早めに替える様にしてください。」
と返事がありました。
人間の動脈硬化と同じですね。
皆さんも、お車に乗っている方で特にターボ車の場合は、オイル交換をまめにしましょう。