さっきのブログで水道の集金を書いたが、隣の家に寄ったときTVが壊れているので見てもらいたいとのこと。見ると、アンテナ線とTV端子の間にゲーム用の電子スイッチが入っていた。今は使っていないとのことで外して直結。映るようになったが映りは悪い、多分アンテナのせいだと思うので、一応、CH微調整で最良に映るところに設定。次にリモコンが利かないとのこと。
見ると電池が腐食しているので、接点を磨き、新しい電池に交換したが利かない、持ち帰り診断することに。早速、赤外線センサーと携帯電話のカメラが活躍!動作するのと、しな
いボタンがある。分解して、接点復活王や接点グリースを塗布したりしたがちょっとは良くなるが、全てが動作はしてくれない。ボタン側カーボンの抵抗を測定
したら、動作しない部分は抵抗がやはり無限大に近い。コンダクテブペンで補修してみたが、最初の1,2回はいいが、全て動作しなくなる。分解すると塗った銀
箔が剥がれて基板側の接点をショートしてしまっている。可動部には使えないようである。そこで最後の手段(瞬間接着剤を使うのでやり直しは利かない)としてカーボン部分の上にアルミ箔を瞬間接着剤で
付けることに挑戦!小さいので、手の震える私としてはやっとの思いで全24接点に貼り付け完了。組み立てると、見事、正常に全てのボタンが動作した。チェッカーでの確認なので、明日、実機で確認することにする。・・・3/26朝、お渡しして、確認してもらったら、ちゃんと動作したとのこと。感謝のお言葉を頂いた。
注意:ボタン部分のゴムは洗浄剤(キャブクリーナー等)をスプレーすると変形するので、使用しないこと。
リモコンの不良にはボタン裏のカーボンが磨耗しているケースが多い。最後の手段として、アルミ箔の貼り付けが有効である。おもちゃでも同様な接点があるので、利用出来そうである。
アルミ箔や、銅箔テープ(粘着材付き)使用の修理法は一般に勧められます。
助かりました。