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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

DIPロータリースイッチでアナログ電流可変

2009-02-12 23:03:37 | デジタル・インターネット

次回の電子工作サークルで、LEDチェッカー等に使う定電流回路を製作することに決まったが、電流切替スイッチをどうしようか迷っていた。

秋月の2回路6接点または1回路12接点のロータリースイッチは何かに使おうと購入はしておいたのだが、ちょっと大きすぎるし、抵抗も、その接点分使用しなければならない。

P02276 そこでDIPロータリースイッチ(0~F:正論理リアルコード)が使えないものかと、にらめっこして見た。(秋月で2個300円)

ピンは1,2,4,8の4接点しかないので、抵抗も4本の組み合わせである。

Lm317dip_sw エクセルで抵抗の並列計算をさせて確認してみた。

「lm317dipsw.xls」をダウンロード

回路には可変電圧レギュレータLM317を使用するのでREF電圧が1.25Vである。

入力とREF端子間に抵抗を入れて、この両端電圧が1.25Vになる電流に制限される仕組みである。

10mA:125Ω、20mA:62.5Ω、40mA:31.25Ω、80mA:15.625Ωという結果が得られる。

これをDIPロータリースイッチ(リアルコード)の1,2,4,8端子に接続してシュミレーションすると

ポジション1が125Ω(10mA)、2が62.5Ω(20mA)・・・9が13.89Ω(90mA)、Fが8.33Ω(150mA)と、スイッチの表示×10と電流が比例した(デジタル屋さんに言わせれば、そんなの当たり前と笑われるかも知れないが)。10mA~150mA(10mAステップ)切替が実現出来る。

抵抗値はE24系列だとズバリが無いので、計算ソフト「ResistorE6」で、組み合わせの抵抗を導き出す。

回路は決まったので、明日以降、配線図に取り掛かることにする。

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