テクトロ製デジタルオシロの画像をパソコンに取り込むフリーソフトTekScope HardCopy Readerだが、前のブログで紹介した様に、当方の環境では問題無く取り込める様になったが、当方のを払い下げした先輩のオシロ(TDS320)では、エラーになって取り込めないというので、訪問した。
その前に、RS232Cの付いているディスクトップでは取り込めたとのこと。
どうやら、RS232CとUSBを変換するのがうまくいって無い様だ。
使用していたのはelecom製UC-SGTというもので、確かに、最新ドライバーを入れ直してCOMポートを合わせても状況は変わらない。
PICライターには問題無く使えている。
当方が使っている秋月製USB・シリアル変換ケーブル(グレー色)に交換し、ドライバーをインストールすると、問題無く取り込めた。詳しい原因は判らないが、相性が合わない用だ。
価格は秋月のが900円と随分安いのだが。
TekScope HardCopy Readerの作者から、これに関して貴重な情報を頂きました。
アプリの問題ではなくて、USB-シリアル変換ICとWindowsの相性の問題の様です。
一時期、トラ技などで特集があったほどです。(2005年9月号)
エレコム社のUC-SGTは、リリースが古くて使用しているICはProlific社のPL-2303です。
このICと純正ドライバはWindowsXP以前に供給されたもので、XPでは一部上手く動作していないようです。
確か秋月さんのもProlific社です。
Prolific社もPL-2303のサポートは終わっているらしくて(結局はICの制約?で上手く行かないのかな?)どうしょうもないです。一度、インターネットで検索してみて下さい。
PL-2303を使った商品は上手く動作しない報告が山ほど出てきます。(^_^;)
USB-シリアル変換ケーブルは出来るだけリリースの新しい商品を使用した方がいいみたいです。
IOデータのUSB-シリアル変換も、古いのはPL-2303でしたが、最近の物はFTDI社のFT232が入っています。
私はFT232を色々と使っていますがトラブル知らずです!
これで行くと、秋月で販売している FT232RL USB・RS232C変換モジュール+USBケーブルが安くて間違い無い様だ。