トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

玉子酒の話題

2009-11-26 22:23:58 | うんちく・小ネタ

職場で、風邪の家庭療法ということで、昔は風邪を引いた時「玉子酒」(卵酒、たまござけとも言う)を飲んだという話題で盛り上がったが、生まれ故郷秋田では作り方がちょっと違う。
日本酒を熱くすることは同じだが、熱くすることで、
常温では火が付かないアルコール度15%前後の「お酒」でもアルコール分に火が付いて燃える。
「やかん」に日本酒を入れちんちんに沸かす。卵をといた容器(熱で変形しない材質)にこの「お酒」を注ぐ時に注ぎ口に火を点ける。
明るいと炎が見えないので明かりは暗くする。
アルコールランプと同じで、青白い炎で卵に注がれる。ゆっくりと注がないと火が消えやすいので慎重に。
これによってアルコール分が飛ぶので、酒のエキスと卵が混じって、アルコールのきつさも無くな
り甘い感じに仕上がる。
アルコール分は、それでもあったんだろうけど、子供向けの薬でした。
のんべいが多いと思われている秋田県だが、何故かアルコールの少ない、風邪に良く効きそうな「玉子酒」である。
現代では、いろんな特効薬が有るし、アルコール分は子供に悪影響が有るでしょうから、お勧めは出来ませんが、良い思いでです。

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