2009/07/10と2009/09/27のブログで、同じ実験を取り上げたが、更に秋月から超ローノイズのオペアンプが発売になっていたので、取り寄せて実験してみた。
ノイズと歪率のデーターシート上の比較表を載せました。
測定条件がおのおの異なりますので、単純には比較出来ませんので、そのつもりで見て下さい。詳しくはメーカーのデーターシートを見て下さい。
定量的に測定器により比較しようと、先般入手した選択レベルメータに接続してみたが、電源ONにしても殆どレベルが変わらない(ノイズレベルが低すぎる)ので、結局、聴感による比較となってしまったので、この結果は私の主観によるものです。参考として下さい。
ヘッドアンプは自作した、回路乗数・部品の異なるものを2種類用意して、おのおので比較してみました。でも、この違いは感じられませんでした。
無信号時のスピーカーから聞えて来るホワイトノイズの聞え方です。
結果は殆ど差が無く、しいていうとNJM2122がほんの僅か低いかなという感じでした。他は同じレベルでした。
試しに一般的なオペアンプのLM358に交換してみるとかなりノイズレベルが上がりますので、超ローノイズの謳い文句は間違いが無い様です。
また、9Vの電池で駆動する場合には問題有りませんが、12VのバッテリーにするとNJM2122以外は発振しました。
コストパフォーマンスの良いのはNJM4580DDです。
どうやら、単純に組んだオペアンプ増幅回路では、これが限界の様です。