以前、親子電子工作教室を開催した「「結城市民活動支援センター」の秋山先生から、また「ラミネーター」の修理依頼があった。
今度はラミネートが内部に巻き込まれてしまって、取り出せないというものである。
ある程度まで、分解してみたらしいが、これは無理だと諦めてのヘルプだった。
分解してみるが、巻き付けられている加熱ローラーにたどり着くまで、いろんなねじとローラーを外さなければならない。これは、初心者には難しい。
ローラーは変則?Eリングで固定しているので、これを外すが、折れたり、飛んでしまって見つからないはめになってしまった。
巻き付けられている耐熱ゴムローラーも、加熱ヒーターユニットのアルミ枠と融着(ラミネートが溶けて接着状態)してしまっているので、間にカッターを入れ、傷を付けない様注意深く剥がしていく。
ローラーが剥がれたので、今度はローラーに巻き付いたラミネートを、これも傷を付けない様カッターでラミネート部分のみ切開する。
シール剥がし剤を塗付しながら粘着した樹脂を剥がしていく。
どうやら、綺麗になったので、アルコールで清浄し、組立てていく。
さっきの紛失したEリングはゼムクリップを加工して代用することでうまく行った。
ラミネートが無かったので正式チェックは出来ないがA4用紙をラミネート厚位に重ねて通して見たが、スムーズに通り問題無さそうだ。