トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

TOCOS-TWE-Lite通信アプリを試す

2014-10-27 18:08:33 | ラジコン

業務用ラジコンの周波数・ID変更依頼があったが、割と新しい方式で、すべてCPUでコントロールしており、
メーカーで無いと書き込み出来ないものだが、メーカーでは対応終了となってしまい、どうしようもない。
依頼者に伝えたところ、別な方式でも良いので、対応出来ないかということで、仕事で使用実績のあるTOCOS製TWE-Liteを実験することにした。
この他には、315MHz帯の安価な送受信機がaitendoより販売されているが、ボタンの同時操作が不可能であり、業務用ラジコン操作には使用出来ない。
元々のラジコンは4CHのON/OFFだけなので、TWE-Liteオリジナルでも動作するのだが、送信機の消費電流を節約する為と長押しに対応している
App_IO(リモコン通信アプリ)を使うことにした。
デジタル12CHに増加するが、送信機、受信機専用(相互通信は不可)となる。
ソフトは不得意で、今までは吉本OMにお願いしていたが、TWE-Zeroアプリはインタラクティブモードにより、オプション設定が簡単に出来、解説も
公開されているので、今回は自分でやってみる事にした。
書き込みアダプタはUSB接続で動作する、秋月で販売されているものを使用する。
書き込みはTWE-Liteプログラマにより簡単に出来る。
インタラクティブモード設定には通信ソフトが必要となるが、Windows7ではターミナルソフトが無いので、Tera Termをインストールする。
その後、Tera Teamでは+++の動作が不安定なのでMulti port Terminalを使うことにした。
+++でモードに入るので、設定コマンドにより設定する。
ホールドモード維持時間は、子機を100mS、親機を250mSとした。その他設定は、インタラクティブモードによる設定(長押し対応)と同じにしてある。





ハードは、時間が無かった関係も有り、夫々(送信ユニット、受信ユニット、リレーユニット)ブレッドボードで製作。
最初うまく動作せす、送信機側のM1・M2・M3を全てGNDに落としていなかったのが原因だった。
あとは、長押しでも点滅となってしまうので、ホールドモード維持時間を変更したところ、問題なく押している間動作する様になった。
送信機の消費電流を確認したが、謳い文句通り、操作しない時は、殆ど電流は流れていなかった。
操作時は17mAとなり、これだと、ボタン電池でも動作可能と思われる。

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