トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

結城おもちゃ修理教室(第3回)

2011-08-20 17:20:00 | おもちゃ病院

今回のおもちゃ病院が最終回になる。小島、吉本、田中の3名で対応。
Aibo
行くと早速SONYのAiboが置かれていた。公民館の備品で動作しなくなったとのこと。
まずは電池(バッテリー)をチェック。本体側は7.2Vのバッテリーが使われており予備を含め5V程度しか電圧が無いので充電するが、なかなか充電中のLEDが消えない。赤外線リモコン側の電池は容量抜けを起こしていたので交換したが、適当にボタンを押してもAiboは動作しない。説明書が無いので皆目動作が判らず、確認は公民館の係りの方に御願いした。
申込者
申し込みのあった方が見えた。お母さんと3歳の男の子でした。
第1回、第2回はおもちゃの数が少なかったのだが、今回は11個一度に持って来てくれた。
どれも、難しそうな故障なので、修理教室といってもネジの締め付け程度の作業を御願いした程度となった。
やはり、電池容量抜けが多く、半数以上は、交換して解決。
幼児用小型メリー
私が担当した幼児用おもちゃはLR44を2個使用しているのだが、蓋固定のねじ山が磨り減って外せなくなっていた。ミニルーターを使ってネジ頭を削ったりで1時間も掛かっただろうか。やっとネジを裏側から廻して抜くことが出来て、違うネジで固定しOK(メロディーが鳴る)となった。

以下は入院品
アンパンマンラジコン
Img_9108_r Img_9111_r ターン(実際はモーターが1個で、逆転したときに、左右足の車輪が互いに逆方向に回る)はするものの、前進(モーターが正転で、左右足の車輪が同一方向に回る)しないという症状で、回路を細かく追わないと判らないので持ち帰り調査することにした。

小島ドクターの担当した剣のおもちゃは音が鳴らないというもので、原因は切替スイッチ(3ポジションの2回路スライド式)で、代替が無いので、分解して接点を磨いてもらった(この間、3回ほど確認のためやり直しとなった)。配線が劣化していて全数交換が必要との判断で預かって交換することにした。
ぞうさん車のぬいぐるみ
吉本ドクターに御願いした、ひもを引くとオルゴールのぜんまいが巻かれ、走るというものだが、外し方が判らず苦労する。やはり縫い目を切る必要が有るということで、リッパーで切る。
中綿を取り出して、車体をはさみこんでいるネジを外す。ひもがスムーズに動く様修理して戻すが、ひもが接着で切れやすく、これは預かって修理することにした。

残り3点があったが、これは今回の入院品引取り(来月の県西おもちゃ病院に来てくれる)時に再度持って来てもらい、修理対応することにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする