トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

2009/08パソコン相談室、入院おもちゃ引渡し

2009-08-22 18:23:00 | おもちゃ病院

午前はパソコン相談室で、3件の相談が有った。

1.ワープロ機が壊れて、友人からノートパソコン(VAIO)を譲ってもらったがWordによる基本操作が判らないという。OSはWindows98、Office2000だったが、動作は快適だ。

どのような部分が判らないのか、マンツーマンで指導。

2.ノートパソコンでACアダプタの接触不安定で、時々パソコンがシャットしてしまうとここと。

テスターでACアダプタの電圧測定をすると、ACコード側の片線がコード曲げにより断になる。

丁度、秋月から購入してあった、ACメガネコード(2重絶縁タイプ)1.8mを持ってきてあったので交換してOKとなった。帰ってから調べるとACアダプタに差し込む側のコネクタ付け根で断線してたので、修理して完了。

3.Wordに写真を取り込んで、写真を合成したいという。

そのまま取り込んだだけでは、重ねられない。取り込んだ後に写真を右クリックして、図の書式設定>レイアウトタブ>「折り返しの種類と配置」を前面に設定し、2枚の重ね方は、やはり右クリックで「重ね方」の中から選択することで、自由に出来ます。

合間に、入院おもちゃの引き取りも3件有り、皆さん喜んで帰って行きました。

その他、一緒のドクターから事前に相談の有ったエレキジャック2号付録基板で作る「PICライター」で、書き込みの12.5Vが出ないというので波形をオシロで見て見た。

PICからのクロック信号でトランジスタをスイッチングさせコイルの逆起電力で電源電圧を昇圧してやろうという、いわばスイッチング電源回路であるが、クロック信号はOKだがコレクタ波形が小さい。

現在付いているコイルは指定680μHだが不明で、手持ちの1mHに交換したらOKとなった。

しかし、書き込みでエラーになってしまう。原因はライター内のリセットスイッチを押さないと駄目というものだった。試しに、超音波距離計のプログラムをPIC16F628Aに書き込んで、実機に付けると問題なく動作した。

PICに挑戦しようとしている電子工作サークルの中学生に提供するものだ。

午後はWord初級講座のアシスタントとして参加した。

コメント
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