沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩398 沖縄からのメッセージ 18

2013年02月28日 07時37分47秒 | 政治論
 とうとう沖縄県国頭郡東村高江の米軍北部訓練場一部返還代替オスプレイヘリパッドの一つが完成してしまった(目取真俊氏「高江の様子」)。地元住民識者協力者の連日の監視抗議活動にかかわらず「銃剣とブルドーザー」方式はこの度も米軍植民地主義通りに一個の証拠品を我々の前に完成させてみせた。この世界的犯罪性に彩られたアメリカ合衆国の人権侵害事件は役たたずの国際連合を尻目に堂々と戦争準備訓練施設を我が物顔に横行させたわけだ。でこれで終わるわけでなく監視抗議活動は今後も「嫌がらせ」的プレッシャーを彼ら人面悪魔どもに加えるため継続して行われる。高江への参集を心から望む。宜野座漁協の辺野古埋め立て反対意思表明は名護漁協の屈折に活を入れる。俄かにアメリカ追随政権の辺野古圧力が加速的に加えられる状況になってきた。底流にある「非戦」意思を貫徹させるためにも、沖縄戦の悲劇を繰り返さないためにも、こうしたアメリカ国家エゴと日本政府の自主性のない対米追随精神がもたらす住民への人権被害を食い止める闘いは続く。(つづく)