古文書のつづき。
寛政9年(1797)、奥能登から伊勢と松坂を旅した人のメモである。
一 鳥目 百文 一宿 山科屋 四宮村
一 鳥目 百文 三井屋 横木村
一 鳥目 七拾二文 一泊り ・・・・・
鳥目は、穴の開いた銭のこと。一文銭、四文銭、百文銭。
寛政年間、銅銭一文は、現価でおおよそ25円。
百文は、2,500円に相当する。
食事つきだったとのこと。
2カ月強の旅だった。
宿賃だけで60日×100文=6,000文
一文銭の目方3.75gなので、6,000文の重さは、22.5kgとなる。
これを持って旅するわけにはいかないので、金貨あるいは銀貨を用意して銅銭は旅先で両替して調達した。
(つづく)
寛政9年(1797)、奥能登から伊勢と松坂を旅した人のメモである。
一 鳥目 百文 一宿 山科屋 四宮村
一 鳥目 百文 三井屋 横木村
一 鳥目 七拾二文 一泊り ・・・・・
鳥目は、穴の開いた銭のこと。一文銭、四文銭、百文銭。
寛政年間、銅銭一文は、現価でおおよそ25円。
百文は、2,500円に相当する。
食事つきだったとのこと。
2カ月強の旅だった。
宿賃だけで60日×100文=6,000文
一文銭の目方3.75gなので、6,000文の重さは、22.5kgとなる。
これを持って旅するわけにはいかないので、金貨あるいは銀貨を用意して銅銭は旅先で両替して調達した。
(つづく)
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