★2013年7月13日(土)~14日(日)
◆目的地:中央アルプス・正沢川 細尾沢~木曽駒ヶ岳(1,850m)
◆メンバー:hitoshiさん、中隆
◆コースタイム:【1日目】11:40幸ノ川橋~15:00細尾沢出合
【2日目】6:15細尾沢出合~10:15木曽駒ヶ岳~14:15幸ノ川橋
◆天気:曇り
【概要】
【1日目】
・山梨では猛暑が続いている中、涼を求めて今年最初の沢。
・食担の中隆は食料準備でちょっとミスをしてしまったが、何とかリカバリー。
・タープを設営し、薪を集め終わった後、激しい夕立が1時間程度あり、沢は大増水。
・集めた薪は木の下の高台に避難しておいたので何とか無事。
・hitoshiさんの点火テクニックで何とか薪に火を付けることがで、沢の最大イベントを堪能できた。
【2日目】
・午後には天気が崩れる予報であったので、早めに行動開始。
・2,300m付近から雪渓が出てきて、本来のナメ滝を堪能できなかった。
・木曽駒山頂は千畳敷カールからの登山者でごった返しだったが、帰りの福島Bコースは4,5組に会っただけ。
・車に到着ちょっと前に雨がパラパラ降ってきた。車に乗るとザーザー降り。危機一髪。
【山行記録】
【1日目】
木曽駒高原スキー場先の林道終点(幸ノ川橋)に駐車し、出発準備。
中隆は今回食担。最後に食料を点検すると、
今日の夜のメイン料理の鳥塩鍋の固形スープの素(今回の秘密兵器)がない。
さらに、翌日の朝の塩ラーメンがない、ない、ない。
これでは料理が展開しない(大げさ)ので、木曽福島のイオンにスープの素とラーメンを調達しに行く(片道20分、合計約1時間のタイムロス)。
しかし、今は鍋の時期でない。山梨にあった鳥塩鍋の固形スープの素は見つからない。
そのまま使える鍋のスープはあるが重くて担ぐ気になれない。
そこで、乾燥野菜スープと鶏ガラで代用することにする。多分大丈夫でしょう・・・。
さて、林道終点(幸ノ川橋)に戻ると駐車スペースは一杯なので、
50m程度下の駐車スペースに車を駐める(翌日の雨を考えると結果的にこれが正解)。
最初は林道を少し歩き、途中適当な所で正沢川に入渓する。
ネットでは魚情報はなかったが、hitoshiさんが小型を2匹釣った(リリース)。
約3時間で、細尾沢出合いに到着。
出合いから1m程細尾沢に入った左岸に適幕営地を見つける。
タープを張り、ビールを冷やし、薪を集め終わったところで雨が降り始める。
最初は高をくくっていたが、細尾沢は茶色に濁り水量がみるみるうちに増えるので焦る。
ビールも流されそうになったが間一髪セーフ。ひやひやものでした。
あと少し水量が増えればタープを撤収するところだったが、
1時間程度で夕立は止み、水量はみるみる減ってくる。
薪は木の下の高台に避難しておいたので無事だが、濡れた薪に火がつくかが問題。
そこは、komaさん直伝のテクニックで、hitoshiさんが無事にファイヤー成功。
後はビールで乾杯。今日のお酒はワインと日本酒です。
今日の料理は、先ずはキュウリ(味噌付き)。
それから茹でたての枝豆。
オイルサーディーン。
どれもビールに合います。
メインは、鳥塩鍋。
お湯に鶏ガラスープの素を入れ、野菜、鶏肉(もも)を入れ、最後に乾燥野菜スープを入れる。
お味は、グー、結構いけます。やはり山系料理は鍋等のスープ系が最高!!
最後はうどんを入れ、明日への活力は充填完了。
今回は夕立の影響で宴会開始が遅かったので、就寝は夜の9時過ぎ。
【2日目】
翌朝は鳥塩鍋の残りに、野菜、塩ラーメン、餅を入れて力塩ラーメン。
今日の細尾沢の水量は昨日の昼のそれに戻っていた。
少し行くと大滝がある。
左岸のガレ場を高まわり、大滝をクリア。
大滝を超えると、直登できる美滝が出てきた。これからがこの沢の核心部分である。
しかし、快調に滝を昇っていたが、約2,300m付近から雪渓が出てくる。
ちょっとした雪渓かと思ったが、それからずっと続いている。
本来のナメ滝の美渓が十分には堪能できなかった。
最後は少し藪こぎをし、玉ノ窪小屋の東の稜線に出た。
さらに少し歩き木曽小屋に到着。近くに荷物をデポし、木曽駒ヶ岳まで約5分歩く。
木曽駒ヶ岳頂上は、千畳敷カールからの登山者で溢れていた。
写真を撮り、さっさと退散。
帰路の福島Bコースは登山者も疎ら。4,5組にしか会わなかった。
車まで数十メートルの所で雨がパラパラ降り始め、
車に乗り込んだところで大雨が降り始めた。
初日の買出し前に駐車した幸ノ川橋のたもとであったら雨に濡れてしまったかも。
今回は結果的に良かったことが多く助かった。
でも料理については結果オーライはNGだなと反省。