★2017年8月20日(日)
◆目的地:大幡川四十八滝沢~三ツ峠山(山梨県都留市)
◆コースタイム:10:20三ツ峠北口登山道入口駐車スペース~12:50沢終点~13:42三ツ峠山~15:25駐車スペース
◆メンバー:M松さん、中隆
◆天気:曇り
【概要】
前回の東沢渓谷釜の沢東俣は雨で敗退だった。
それから1週間経ったが天気はイマイチ。
しかし、今日は曇り模様であり、
近場であり前から行きたかった四十八滝沢に行くことにした。
この沢は岳人2011年7月号に載っていた沢で、
名前の通り滝、滝、滝の滝登りであった。
宝鉱山バス停そばに駐車場があるが、
林道はその先に続いている。
沢の本には四駆以外は通行不可とある。
今年から愛車になったジムニーはまだ悪路踏破の経験がないので、
このような悪路を走るのが楽しみである、
今回この沢を選んだ一つの理由でもある。
実際、道は悪く、四駆以外では難しいと思ったが、
登山道入口に到着すると、フィットが停まっていた。
うーん、すごい勇気であると感心した。
(登山道入口)
さて、最初は北口登山道を進む。
三ツ峠をこのルートから登ったことはなかったが、
緑が濃く、大木も至る所にあり、癒し系の登山道であった。
40分ほど歩き、登山道が四十八滝沢の
三段の滝の二段目を横切るところから入渓。
(入渓点)
最初の滝であるが、指をひっかける所が中々見つけられず、
目いっぱい手を伸ばすとやっとわずかな窪みが見つかった。
M松さんが最初に突破。
最初からシャワークライムである。
でも非常に爽快だった。
(流木も使い登る)
少し進むと本日のメインイベントの20m大滝が現れる。
結構高度感がある。
岳人でもこの大滝をロープを使用して登っている写真があり、
「初心者はロープを使用とガイドブックにある。
中級者や上級者はフリーソロできなくてはいけないのだろうか」とある。
中段までは特に問題がないので、まずはフリーで登る。
左から取り付き、中段で水流を右に横断する。
最後は、水流右を直上するが、
ここも、初心者でなければ特にフリーで問題はなかった。。
全身ずぶ濡れのシャワークライムである。最高。
(大滝全景)
(中段を濡れながら横断。その後右を直上)
その後も、七福の滝、白竜の滝という大物の滝があったが、
その間にも3~8mの滝が連続する。
沢登りというより滝登りである。
平地はほぼなく、四十八滝沢の名前のとおり滝、滝、滝・・・である。
最後の二俣は、左の方が水は流れていないが広く本流のようであるが、
右の水が流れている方に入る。
(二俣)
(二俣右。清涼感たっぷり)
この沢の水源は湧き水というか、斜面から流れ出ていた。
ここが終了点である。
(源流点その1)
(源流点その2)
後は、ガレ場を左上に進み、支尾根に乗り上げ、
支尾根を進むと、登山道にぶつかる尾根に合流する。
その尾根を進むと電波塔に到着する。
登山道を歩き三ツ峠山到着。
展望はきかない。
しかし、沢を登るというのがメインであるので、
展望のないのは全く気にならなかった。
(三ツ峠頂上)
下山は、北口登山道である。
この登山道沿いが四十八滝沢であるが、
沢と同様この登山道も急だった。
途中、白竜の滝、大滝を登山道から見たが、
垂直のように見え、よく登れたなあと思った。
(白竜の滝)
入渓点を過ぎると少し斜度が緩くなる。
駐車スペース到着。
全部の滝が直登でき、会心の沢登りで、大満足でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます