大震災から一年

震度７の大地震から４５ｍの大津波、原発事故

未曾有の大被害をもたらした東日本大震災のあの日から

一年が経ちました。

いまだに行方不明の方は３１５５人を数えます。

寒風の東北の海に潜って行方不明者の捜索にあたっておられる

人々の献身的なご苦労には、心から敬意を表します。


今日は各地で追悼と慰霊の式典が開催されたようです。

数日前からテレビでは特番が組まれて、各地の現状と

震災当日の映像が流されますが

私は、つらくて正視できず、テレビのスイッチを切ります。


昨年の今日のブログを見ると午前中にブログを更新していて

しばらく春らしい陽気の日が続いた後でこの日は朝方、雪が降り

雪景色になったと写真を載せています。

このブログを更新した後で女房と買い物に出かけ

農業資材店の店外売り場でジャガイモの種イモを物色しているときに

不意に立ちくらみのような不快感をおぼえて、しゃがみました。

すぐ回復したので、立ち上がりましたが又、不快になりました。

以前に心筋梗塞で入院した佐渡病院がすぐ近くなので

店内で買い物中の女房に運転してもらって行こうと思い

店内に入ったら、天井からの釣り広告などが大きく揺れていて

店員の地震だという声で初めて自分の体調が不調ではなく

地面の揺れによる酔いということがわかりました。

これまで身近で経験した大きな地震、新潟地震、阪神淡路大震災・・

いずれも、最初に突き上げる縦揺れの後で強い横揺れがあったのですが

昨年の地震は、縦揺れは感じなくてゆっくりした横揺れがかなり

続いたようでした。

あの感覚は一生忘れることはないでしょう。


一年を過ぎ、仮設住宅で暮らす人は３０万人を超えるそうです。

故郷を離れて暮らさざるを得ない人たちに

１日も早い安穏の日々が訪れることを祈ります。