おもひでのおにぎり

子供の頃の思い出、
いくつ思い出せますか？
楽しい事、悲しい事、
嬉しい事、寂しい事。

人は長く生きる為に
時には事実と反する思い出を
植え付けている事もあるそうです。

誰でもある話ですし、
僕にも多かれ少なかれ
ありますね。

それが度を越えると、
良い想い出が悪い想い出に、
悪い想い出が良い話に・・・
などのように完全に真逆になっていることもあり
「人間は勝手に過去を書き換えているんだなぁ～」
と改めて感じました。

生きていけばそれだけ
人生経験をしますので
自分の人生に沿った
心地よい記憶になる事は
良い習慣かもしれません。

歴史的事実と異なっていても
それが自分に心地よければ良いのです。
人にご迷惑をお掛けしていなければ・・・ね。

さて、僕の人生で「おむすび」ほど
心を揺るがす食べ物はありません。
そして間違った記憶を植え付けない
唯一の物です。

シドニーでホームシック気味
だった僕を支えてくれた鮭の味

セントルイス郊外の
サービスエリアで一人食べた梅の味、

そして今回は、人生にマンネリ化した僕が
子供心を思い出した味噌味。

久々に僕の五感を刺激してくれた
おむすび。
次はいつ、どんなおむすびに会えるんだろう。