ショー・グランデCarnevale 睡夢―水面に浮かぶ風景―

作・演出　稲葉太一
2010年2月19日 宝塚大劇場 雪組

これ、稲葉先生の大劇場デビュー作なのか。
稲葉先生の作品は題材は好みの分野だし、衣装やセットも好きな感じなんだけど、なんとなくこれじゃない感があるんだよな。
全体的にガチャガチャしている感じが印象が散漫になるんだろうか。
しかし、やはり荻田先生の作風意識しているのかな？
シャルムもパッサージュ思い出したしな。
仮面舞踏会にトスカの星は光りぬ、シェヘラザードに火の鳥って選曲、スケオタか？と思ったけど、
時代的にバンクーバーオリンピックの頃だからか？
未来優希さん、これが退団だったのか。
彼女の星は光りぬの歌に合わせて水さんが踊るシーンは緊張感がある美しさでよかった。
愛原実花ちゃんが女王？魔女みたいな感じで高いところにいる衣装はロリっぽい雰囲気がかわいかった。
しかし、やはりゆみこさんですよ。
これが退団だから最初から最後まで目立っていた。
黒燕尾群舞のあとの銀橋で水さんがゆみこさんを引き留めるシーンは泣いてしまう。
この頃のむちゃくちゃ人事の影響を受けた感じだけど、水さんとゆみこさんの仲がよいのはよかったと思ってしまう。
そして、この羽根てほぼトップ羽根なのでは？