酒酒落落

~しゃしゃらくらく~
本、漫画、観劇などの記録
【注意!ネタバレあり】

十字軍物語3

2015年07月30日 | 
2011年12月10日
著者 塩野七生
発行所 株式会社新潮社


三巻目ボリュームが多すぎた。
冒頭の主役はリチャード獅子心王とサラディンで、花の第三次といわれるだけある闘いだ。結構リチャード贔屓だな~と感じる叙述がちらほら。確かにリチャードは戦闘巧者だよな。そしてフリードリヒ2世の評価も高そうだ。闘わずして利を得た、現実主義者の最たる人みたいだから当然か。
一方ルイ9世に対する評価は低い。彼の成果を考えればこれも当然か。内政面での評価はしているし、人物的にも 善良であったとはしているが。しかし、彼が聖人となっているのを思うと、宗教とは現実的な利益より理想を追い求めるものであって、だからこそ現代でも一向に宗教的対立がなくならないんだなあと思ってしまう。
しかし、アッコン攻防の聖堂騎士団と病院騎士団の連帯の下りとかちょっと泣けてくるわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十字軍物語2

2015年07月16日 | 
2011年3月25日
著者 塩野七生
発行所 株式会社新潮社


やっぱり歴史の教科書とかでは、ヨーロッパ側から遠征軍を派遣した事実ばかり追っていて実際に中東につくられた十字軍国家のことが書かれていないからイエサレム王国とかの印象が薄いんだろうな。
まあ、ヨーロッパでは中東に目を向ける余裕もないくらい重要な出来事が続いていてそれが、新たな十字軍を送る余裕もなかったことにもつながるんだろうけど。
ちゃんと見てみると、ライ病患いながら懸命に闘ったボードゥアン4世とか、サラディンと渡り合っったバリアン・ディブランとかなかなか魅力的な人物がいるんだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十字軍物語1

2015年07月13日 | 
2010年9月15日
著者 塩野七生
発行所 株式会社新潮社



確か1巻は読んだような。
西洋史的には重要な出来事なのに、どうも十字軍国家の印象が薄いんだけど、それだけの偉業を成し遂げた人たちは、才能と行動力がある人たちだなと思った。十字軍に遠征して成長した面もあるのだろうけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇の料理番

2015年07月12日 | ドラマ
episode1 4月26日 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜
どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢…
episode2 5月3日 料理はまごころ
episode3 5月10日 あいしてるの決断
episode4 5月17日 愛し君よサラバ
episode5 5月24日 おさな夫婦の結末
episode6 5月31日 愛と命の果てパリ
episode7 6月7日 パリと差別と結婚
episode8 6月14日 パリでの卒業式
episode9 6月21日 皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼
episode10 6月28日 皇居編〜関東大震災と家族の決意
episode11 7月5日 皇居編〜最愛の人と最後の晩餐
episode12 7月12日 完結〜料理番の人生
敗戦の料理番がGHQに起こした愛の奇跡

秋山 篤蔵 - 佐藤健
高浜 俊子(語り兼任) - 黒木華
華族会館宇佐美 鎌市 - 小林薫
松井 新太郎 - 桐谷健太
山上 辰吉 - 柄本佑
奥村 - 坪倉由幸
佐々木 正志 - 西沢仁太
荒木 - 黒田大輔
関口 - 大西武志
杉山 - 渡邊衛
藤田 - 大熊ひろたか
鈴木 - 城戸裕次
秋山家秋山 周太郎 - 鈴木亮平
秋山 周蔵 - 杉本哲太
秋山 ふき - 美保純
秋山 蔵三郎 - 森岡龍
秋山 耕四郎 - 佐藤和太→瀬戸利樹
高浜家高浜 金之介 - 日野陽仁
高浜 ハル江 - 大島さと子
高浜 光子 - 石橋杏奈
高浜 鈴子 - 田中芽衣[5]
高浜 静子 - 山田紗椰[6]
篤蔵・俊子夫妻の子供達秋山 一太郎 - 藤本飛龍[7]→大八木凱斗[8]
秋山 初江 - 須田理央[7]→大塚れな[8]
秋山 周二郎 - 庵原匠悟[8]
バンザイ軒森田 梅 - 高岡早紀
森田 仙之介 - 佐藤蛾次郎
小柳 - 片山享
宮内省大膳寮福羽 逸人 - 浅野和之
宮前 達之助 - 木場勝己
黒川 正雄- 林泰文
城田 - 森田哲矢
町山 - 東口宜隆
黒田 長治 - 篠田三郎
宮内省その他入沼 - 天野義久
杉村参事官 - 大鷹明良
滝川女官 - 伊藤かずえ
皇室皇后 → 皇太后 - 和久井映見
昭和天皇 - 梶原善
その他桐塚 尚吾 - 武田鉄矢
田辺 祐吉 - 伊藤英明
五百木 竹四郎 - 加藤雅也
お吉 - 麻生祐未
茅野 - 芦名星
GHQ通訳・倉木 - 野間口徹
小林医師 - 東根作寿英
粟野 慎一郎 - 郷ひろみ(特別出演)[9]
フランソワーズ - サフィラ・ヴァン・ドーン[10]
シモーヌ - 中井ノエミ
オーギュスト・エスコフィエ - レベル・アントン
アレベール - ロイック・ガレニエ
満州国官吏 - 張天翔

スタッフ(2015年版)[編集]
原作 - 杉森久英『天皇の料理番』
脚本 - 森下佳子
音楽 - 羽毛田丈史、やまだ豊
音楽プロデュース - 志田博英
オープニング曲 - エルガー 「威風堂々第1番」
エンディング主題歌 - さだまさし「夢見る人」(フリーフライトレコード / ユーキャン)
時代考証 - 山田順子
医療指導 - 池添祐大
料理監修 - 脇雅世 (トワ・スール)
料理指導 - 佐藤月彦 (服部栄養専門学校)
宮内省 大膳監修 - 高橋恒雄 (第四代主厨長)
Co-プロデュース - 飯田和孝
プロデュース - 石丸彰彦
演出 - 平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔
製作著作 - TBS



予告見て、明治期の丸の内あたりの映像が気になって見てみたけど、なかなかいいドラマだった。
鈴木亮平の20キロ減量した演技がさすが。重みがあった。
黒木華もいい役者だな。
佐藤健が料理シーン代役なしだったとはすごい。
やはりロケ地が気になる。これ見た後倉敷行ってしまった。前から行きたかったからいいんだけど。

綱町三井倶楽部、倉敷アイビースクエア、大内宿、千葉県立房総のむら、ワープステーション江戸、博物館明治村、日立目白クラブ(東京都選定歴史的建造物)、旧須賀川小学校(大田原市)、大井川鐵道、わたらせ渓谷鉄道、忍野村、忍野八海・浅間神社、東京国立博物館、兵庫県公館、鳩山会館、塚田歴史伝説館、清泉女子大学、坂田医院旧診療所、
MAXIM'S 坂野家住宅、栃木県立栃木高等学校、学士会館、小田原城址公園、二条城、川越城本丸御殿、水郷佐原観光協会、町田市市民会館、鷹見泉石記念館、岡田記念館、東京女子大学、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あかねさす紫の花/マ・ベル・エトワール

2015年07月08日 | 舞台(映像)
雪組 宝塚大劇場 1995年12月5日
万葉ロマン あかねさす紫の花
作・演出 柴田侑宏
大海人皇子 一路真輝
中大兄皇子 轟悠
額田女王 花總まり
天比古 高嶺ふぶき
中臣鎌足 香寿たつき
斉明天皇 京三紗
小泉 飛鳥裕
鏡王 古代みず希
鏡女王 翠花果
舟坂郎女 小乙女幸
銀麻呂 泉つかさ
勝麻呂 和央ようか
子麻呂 高倉京
小月 星奈優里
有間皇子 有未れお
大友皇子 眉月凰
美鳥 安蘭けい
式名 貴城けい
十市皇女 貴咲美里

レビュー マ・ベル・エトワール
作・演出 村上信夫



20年前!というのにびっくり。昭和54年の再演だそうだが、初演から再演までよりさらに月日がたっている。
この頃はやっぱり粒ぞろいって感じだな。
このあとトップになる人がずらりと控えている。
トップが弟役で、3番手が兄という役どころもなかなか意外。
でも、確かに高嶺さんより轟さんのが中大兄は似合うな。
そしてショーになると途端に、時代を感じる。
スウィート・メモリーがこの頃の曲がすでに昔の曲か一瞬わからなくなる・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする