赤毛のレドメイン家

E・フィルポッツ
乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー　BEST10➀
1993年3月25日集英社文庫
訳者　安藤由紀子



古典的なのか犯人はけっこうすぐわかったんだけど、ダートムーアやコモ湖の情景描写とか美しかった。
最後の手記とか後日談なんかは、最近のミステリーではあえて書かないような気がするな。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

原題 Extremely Loud and Incredibly Close
製作年 2011年
製作国 アメリカ
監督 スティーヴン・ダルドリー
脚本 エリック・ロス
原作 ジョナサン・サフラン・フォア
製作総指揮 セリア・コスタス 、 マーク・ロイバル 、 ノーラ・スキナー
製作 スコット・ルーディン
撮影 クリス・メンゲス
美術 Ｋ・Ｋ・バーレット
音楽 アレクサンドル・デスプラ
編集 クレア・シンプソン
衣裳デザイン アン・ロス
トーマス トム・ハンクス
リンダ サンドラ・ブロック
オスカー トーマス・ホーン



9.11題材の話だから暗いのかと思っていたけど、たしかにテーマは重いけど、鍵穴をさがすという宝さがしのモチーフがストーリーの推進力になっていて一気に見てしまった。鍵穴を探すという行為が、父親が殺された理由を探すことにもつながっているんだけど、テロで死んだいうのは突然なんの理由もなく殺されたということで、残された家族には突然なんの理由もなく肉親を奪われたことに他ならないんだな。
当日ＮＹにいたことで他人事ではないつもりでいたけど、やっぱり実感をもって受け止めているわけではないのかも。
オスカーが訪ねて行ったことで、彼だけでなく訪問された人々にも希望がもたらせるお話がよかった。
オスカー役の子の演技が素晴らしかった。お母さんもすごいな。
お父さんとお母さんがトム・ハンクスとサンドラ・ブロックだとわからなかったよ。

レ・ミゼラブル

原題 Les Miserables
製作年 1997年
製作国 アメリカ
監督 ビレ・アウグスト
脚本 ラファエル・イグレシアス
原作 ヴィクトル・ユーゴー
製作 サラ・ラドクリフ 、 ジェームズ・ゴーマン
撮影 イェルゲン・ペーション
美術 アンナ・アスプ
音楽 バジル・ポールデュリス
編集 ヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン
衣装（デザイン） ガブリエラ・ペスクッチ
Valjean リーアム・ニーソン
Javert ジェフリー・ラッシュ
Fantine ユマ・サーマン
Cosette クレア・デインズ
Marius ハンス・マセソン
Captain Beauvais レイ・ブリノフソン
Bishop ピーター・ボーガン



リーアム・ニーソンもジェフリー・ラッシュもよかったけど、エポニーヌもアンジョルラスもでてこないなんて。
ジャベールが死んでバルジャンが自由になったという形で終わるのね。

泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部

2012年7月25日
著者 酒見賢一
発行所 文藝春秋



今回は赤壁の戦いがメインで基本的に三國志演義の流れを追っているから、それほど突拍子もない内容はなく普通だったかな？
周瑜だけ呉の人のなかで言葉遣いが普通なのは、ヤクザ言葉だとイケメンに見えないせいかしら？
実際の歴史としては、孔明より周瑜優れていたんじゃないかと思う。

ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち

原題 Pina
製作年 2011年
製作国 フランス　イギリス　ドイツ
監督 ヴィム・ヴェンダース
脚本 ヴィム・ヴェンダース
製作 ヴィム・ヴェンダース
撮影 エレーヌ・ルバル
音楽 トム・ハンレイシュ
編集 トニ・フロッシュハマー
キャスト ピナ・バウシュ



フィギュアスケートで音楽を使われなかったら興味をもっていなかったかも。コンテンポラリーダンスはよくわからない。
実際に見てみるとヨーロッパぽい映画だなと。
ダンスの表現はやはり迫力があってすごい。