酒酒落落

~しゃしゃらくらく~
本、漫画、観劇などの記録
【注意!ネタバレあり】

ミュージカル瑠璃色の刻

2020年06月27日 | 舞台(映像)
月組シアタードラマシティ公演
作・演出 原田諒
2017年5月6日
サン・ジェルマン伯爵になりすました男の物語。
みやちゃんとれいこちゃんが一緒の画面にいると美の極みって感じだな
うみちゃんがヒロインなんだろうけど、やはりここはさち花さんがすごい。
変に気取った演出じゃないだけに、宝塚のなかで一番リアルなアントワネットだったように思う。
歌もうまいしな~。
脚本の描き込みが足らないのか、アデマールもシモンもいつのまにアントワネットにそんなに傾倒したのって思ってしまったけど
うみちゃんアデマールのキャラクターもいまいちつかみにくい。
でもうみちゃんのバレエはさすがだった。
咲ちゃん相手役、くらっちが有力そうだけどうみちゃんの可能性はないのかな?
二人ともダンサーだし、演技・歌も突出してなくても平均以上なんじゃないだろうか?
長身で大人っぽく並びも似合っているように思う。
池銀ガールで元雪組だからやはりくらっち有利なのか?
もちろん、くらっちも大好きだからトップになったらうれしいな。
るねちゃんの、なまりが強い旅回りの役者可愛すぎる
トシさんのロベスピエールかっこいい。そんなに出番多くないけど、ちらっと恐怖政治に突き進みそうな片鱗を感じさせるところがすごい。
そしてフィナーレかっこいい!トシさん真ん中でさすがのダンスだし(脚の上がり具合がすごい)
るうさんがセクシーだし、まゆぽん、るねちゃん、ひびきちかっこよかった。
娘役さんの群舞も大人っぽい。月組の娘役のダンスって媚がないよな~。自立している感じ。
媚てるのが悪いっていうわけではなく、他組の男役をかっこよく見せる娘役さんたちの芸も好きです。
みやちゃんの初東上なんだっけ?作品としては凡作に近いと思うけど、役者がそろっていて演技とビジュアルでそれなりに楽しめる作品。
やはり月組の芝居好きだな。セリフが明瞭でストレスないっていうのも大きいけど。
まさお君来てた回なのね。
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ミュージカル・ロマンバレンシアの熱い花 コズミック・フェスティバル宙FANTASISTA!!

2020年06月24日 | 舞台(映像)
作・演出 柴田侑宏 演出 中村暁
2007年9月30日 東京宝塚劇場 宙組公演
柴田作品だって感じの演出だ。
タニの気障さはやはりかっこいいんだよな。歌はやっぱりあれだったけど(^▽^;)
月組時代には身長あるほうなのかとおもってたけど、宙組のなかでは低く見えるな。
というか、悠未ひろさんが大きすぎるのか。まさこさんもいるし。
両脇が蘭とむさんとみっちゃんだしな。思えばこの二人がずっと宙組をささえていたんだよな。
決闘シーンとか、貴族と平民の差がしっかり出ていてさすがだった。
ウメちゃんが30分近くでてこない・・・。
ウメちゃんて、美人だしスタイルもいいし、ダンスはうまくてよくできた娘役さんなのに、タニとの相性があまりよくなかったような気がするんだよね。
和音さんてけっこう重要な役どころだったのね。娘2くらい?
なんかゾロみたいな話になってきたな。
ウメちゃんと蘭とむさんのお芝居見ごたえあるな。
ちぎちゃんは割と目立つ役だけど(みっちゃんの恋人の弟)かちゃがやっと出てきたと思ったら、ほぼ端役で悲しい。
ラスト柴田作品らしい終わり方なんだけど、やはりフェルナンドがエゴイスティックで釈然としなかったのがもやった原因だったのかな~。
本当に命たったシルヴィアと自分のなかで死んだだけのイザベラはやっぱり違うし、フェルナンドはこれからマルガリータと結婚するんだろうし。
こういうのが男の美学みたいにされてた時代だったんだけど。

作・演出 藤井大介
西野先生、この頃から変わってないな( ̄▽ ̄;)
和音さんのこの使われっぷりを見ると、今もこの状態にされている子が何人か思い浮かんじゃうんだけど。
爆誕するタニ、覚えてるわ~。
ウメちゃん見るとキレイ系ではなく、ファニーフェイスになったのがちゃぴのような・・・。
タニとちぎちゃんの二人のデュエットシーンって誰得・・・。美しいには違いないが。
いつのまにか火星から水星に行ってるわ。火星のときのウメちゃんかっこよかったな。
しかし、私が彼女が苦手だったのは鎖骨から腕のラインが痩せぎすすぎたからなんだよな・・・。
ロケットもでかい子が多いな・・・。
ショーでのタニの煽り方・・・だいもん受け継いでるような。


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古代ロマン邪馬台国の風/レビューファンタスティークSante!!~最高級ワインをあなたに~

2020年06月23日 | 舞台(映像)
作・演出 中村暁 2017年8月27日 東京宝塚劇場 花組公演
駄作と噂に名高い邪馬台国の風(^▽^;)
役者に助けられた面は大きいけど、結構楽しめた。けど、ラストの尻切れトンボ感は否めず・・・。
よくわからないうちに狗奴国には勝ったみたいだし。あきらさんとじゅりあさんの悪事はいつばれたのか・・・。
しかし、役者の使い方は適材適所だと思うんだよね。
キキちゃんの悪役色っぽいし、黒髪長髪似合う。
あきらさんの悪だくみ系悪役もはまっている。じゅりあさんのキレたときの声マジで怖いし。
マギーさんも狗奴国の王威厳がある敵役でよかった。しかし、美穂さんはあれだけのために専科特出はもったいない。
しろきみちゃんやちなっちゃんももったいなかったか。マイティも存在感はあったけど、セリフが最後だけなのは悲しい。
音くりちゃんやくみさんなど歌える人に歌があるのはいいんだけど。踊りのシーンもよかったな。たしかに眩耀とかぶるところあるかも(^▽^;)
主役の二人については、二人ともうまいんだけど、マナとタケヒコの人物に特徴がなさすぎてなんといえばいいか・・・評価のしようがない。


作・演出 藤井大介
安心信頼のダイスケショーというか。やっぱり女装多めだけど、最初のキキれいあきらちなつマイティきれいよ。
なんか照明がすごい。博多座でやったのも映像で見たことあったけど、これはやはり大劇場の装置あってこそだなあ。
スーツのシーンはヤンさんの振付かな?昔の花組っぽいおしゃれな感じだった。
カンカンの要素がはいったロケットもかわいい。中詰めでみりおさんも女装。モンパリですね。
一瞬でも楽曲差し替えあると萎えるな。
しーちゃんの歌であきらさんとマイティが踊る。マイティほんとにアスリートみたいな身体だな。
シャンソン多め。美穂さんの愛の讃歌すばらしい。エディット・ピアフを演じているんだよね。美穂さんこれのために特出したのかな。
みりおさん、ついにキリストになっちゃった。なんでと思ったら、ワインはキリストの血だからか。
キキちゃんの歌でデュエットダンスって最近も見たな。と思ったらアクアヴィーテ!!だった。藤井先生のお好きなパターンか。
パレードの時のゆきちゃんの頭すごいな。王冠?と思ったら、ワインボトルだった(^▽^;)
あ~、マギーさんとじゅりあさんの乾杯シーンが映っていた。確か同期だよね( ;∀;)
キキちゃんとひらめちゃん、これが組替えまえ最後の大劇場公演だったのね。
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レビュー・ファンタジアTAKARAZUKA舞夢!

2020年06月21日 | 舞台(映像)
2004年8月27日 宝塚大劇場 花組 作・演出 藤井大介
見に行ったはずだけど、内容覚えてないわ~。と思ってたけど、見たら思い出した。
ギリシア神話をモチーフにしたショーだった。たぶん、アテネオリンピックの年だからだったと思う。
タイトルがいまいちよくない。もっとギリシアぽいのにすればよかったのに。
オサさんの歌やっぱり好きだわ。水さんのハデスはまりすぎてるし、きりやんのポセイドンも。
このころって二番手三番手特出してた頃だっけ。
ゆみこさんに蘭とむさんまでいるなんて。豪華すぎる。
あすかちゃんもいるしな。
水さんのナルキッソス似合すぎ。影が蘭とむさんなのもいいわ~。
燕尾じゃなくてタキシードなのかな。こういうときの花組の男役群舞ってなんとも言えないおしゃれな感じがするよな~。
ロケットボーイの蘭とむさん、オリンピックぽいのはここくらいか?
続いてトロイ戦争の場面。
ヘクトルが水さんできりやんがアキレスか。やはりこの特出はなんのためだったかいまいちよくわからない。
他組のスター出さなくてもスターいるじゃんと思ってしまう。このころの公演みんなそうだったけど。
エトワールゆみこさんだよね?うまいわ~。彼女の男役の声質が好きだったのかな。
ポスターが天野喜孝だったのは覚えてるけど、音楽はYOSHIKIだったのか。
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ミュージカルNever Say Goodbye ある愛の軌跡

2020年06月20日 | 舞台(映像)
宙組公演 2006年4月21日 宝塚大劇場
作・演出 小池修一郎
作曲 フランク・ワイルドホーン
One Heart Projectの動画が公開された勢いで初めて見てみた!
いや、当時を知っているしチラシもしっかり見ていて、ついにこの二人も退団か~と思った記憶もあるんだけど、
たかはなの後半は本当に飽きがきていて退団だからって見に行こうと思う気分にすらならなかったんだよな
たかはな二人とも割と好きなほうだったのに、そういう気持ちになるくらいだからやはり長期政権は弊害あると思う。
ちえねねは二人ともあんまり好みじゃなかったから、ほぼ見ていないし。

で、作品の感想ですが、まず思ったのは曲がもったいない!!
さすがワイルドホーンだけあって素敵なメロディがたくさん、しかもオペラ形式というのだろうか?
割とセリフではなく歌メインでストーリーを進めていくタイプの作品。なのに、この中で歌える人がいない・・・
たかはなは平均以上には歌えるほうだけど、決して歌うまっていうわけではないし、二番手のタニの歌が多いのがつらい・・・。
作品としてはなかなか見応えあった。
スペイン内戦が舞台な時点で誰も幸せにはならないのがわかっているけど(それも見に行かなかった原因のひとつかな・・・。)
歴史に翻弄されながら必死に生きた人たちの哀愁があり、そう思うとOnce Upon a time in Americaと似通っているところもあるなと。
それもあるけど今の雪組で見てみたいなと思った。
小池先生の作品てオーシャンズ11やAll for Oneのようなエンターテインメントのものより、こういった重厚感ある作品の方が私は好きかも。
それにしても、当時の宙組生は動く大道具と揶揄されていたっていうのがよくわかるような
たかはな、タニ、遼河はるひさん、和音美桜さん、すっしーさん以外わかるひとがいない・・・。
中堅どころがほぼ全滅でちぎさん、かちゃあたりまでいかないと知っている名前がいない。
当時も、この後も活躍した人がいないってことよね・・・。
二番手シャッフルとか、新専科時代だから、目立つ役は特出してきた人たちにとられていたのもあると思うけど。
92期の初舞台だけど、挨拶のとき真風さんと翔ちゃんは分かったような気がするけど、ロケットは真風さんしかわからなかった。

One Heart Projectの動画だけど、私はただすごい~!豪華な共演だ(リモートだけど)
ワイルドホーン夫妻とトップ5人も元気そうでよかったと単純に思っただけだったけど、
結構微妙な気持ちになったひともいらっしゃるようで・・・。
おそらくたかこさんが前に出すぎていると感じるからのような。5人が利用されているように感じるのかも。
なんとなくだけど、これはたかこさんありきの企画だったんじゃないだろうかと私は思う。
彼女がいなければ実現しなかったというか、ワイルドホーン夫妻の方から声かけてきたんでは?
そしてOne Heartを選んだのはもちろんたかこさんの退団公演でワイルドホーン夫妻の出会いの作品だからというのもあるだろうけど、
やはり「Black LivesMatter」の流れとは無縁ではない。
少なくともワイルドホーン夫妻側は意識してこの曲を選んだんだろう思う。
たかこさんの最後の「Pece Out」で明確だし、ニューヨークに住んでいて意識しないはずない。
歌劇団側がどこまで意識しているのかは疑問だけどね。
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ロマンチックレビュー ダンディズム!

2020年06月19日 | 舞台(映像)
作・演出 岡田敬二 1995年 花組 宝塚大劇場
真矢さんトップの頃か~。やたらとでかい肩パットが当時を思い出すというか、花男!って感じ。
娘役も華やかでこれぞ花組の娘役だよな~。デュエットダンスが中盤当たりにわりと長めにあった。
あの芋ほりダンス、最近アクアヴィーテ!!でも見たな(^^;)
渚あきさんのエトワールもうまい。
最後羽根が銀橋のうえに落ちたような・・・。トップの羽根も昔はあんなもんだったよな~
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バウ・シェイクスピア江戸狂言冬物語

2020年06月19日 | 舞台(映像)
1999年3月12日 花組バウホール公演 
原作ウィリアム・シェイクスピア 監修酒井澄夫
脚本・演出 児玉明子
おさあさだ♡と思って見たけど、シェイクスピア原作だからだけど、なかなか理不尽な話だった。
しかし、けっこうガチで歌舞伎のシーンがあったけど、迫力は足りないもののみんな様になっていててすごいな~。
おささんは二幕は女役と二役で早替えで大変そう。女性の高い声もうまい。
おさあさにゆみこさんて好きな声ばかりだわ。
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Musical双頭の鷲

2020年06月18日 | 舞台(映像)
原作ジャン・コクトー 脚本・演出植田景子
2016年12月2日 宙組 宝塚バウホール
景子先生、こういった退廃的な雰囲気の作品はさすがだな!
イシさんの青年ぽさはやはり感心してしまうんだけど、この作品はみりおんが素晴らしい。
エキセントリックで気位が高くて、歌がうまくて、美貌の王妃というのがみりおんにぴったりで、はまり役だった。
彼女のエリザベートはまだ見てないけど、この作品はみりおん一番の役ではないだろうか。
というより、この作品自体がエリザベート意識しまくりだけど(;^ω^)
そこはコクトーの趣味でもあるしな。ルードヴィヒ2世も好きだし。結局景子先生の趣味はそのあたりなのね。
そして、愛ちゃんがかっこいい~。こういう制服や軍服が映える体型なんだよな~
あと、そらくんの滑舌がよく明瞭なのでストーリーテラーにぴったりだった。
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ドクトルジバゴ

2020年06月18日 | アニメ
ロシア革命期を生きた医者の一代期というのは知ってたけど、実際に見てちょっとびっくり。ロシア革命を背景にした不倫の話じゃないか😱
というかララのテーマが美しすぎて清純なイメージあったけど、ラーラはファムファタルなのね。
後半頑なな二人にイライラしてビクターが俗物だけどまともな人物に見えてしまった。
回想録だからといって、彼氏もいて現状満足そうな娘になんであんたは不倫の子だと教えなきゃいかんのじゃ。
ロシア革命もほぼ批判的にしか書いてないし、ロシアンスケーターがなんでこれをよく選曲するかわからん。
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ミュージカルプレイ激情-ホセとカルメン-/グランドレビューザ・レビュー’99

2020年06月13日 | 舞台(映像)
1999年宙組宝塚大劇場 脚本柴田侑宏 演出振付謝珠栄

激情、みたことなかったんだよな。
謝先生らしくダンス多め。舞台セットはシンプル。
朴訥で直情型のホセはずんこさんに合ってる。
花さんはさすがにうまいからカルメンもこなしているんだけど、やっぱり王女の方がはまっているんだよな。
孤高の王妃をやってほしい。
エスカミーリョがたかこさんじゃなくてわたる君なのね。なんか勝手にたかこさんエスカミーリョと思い込んでた。
たかこさん、メリメで二番手なのに出番少なくない?と思ったら二役だった。
しかし、ホセはメリメの作りだした想像の男ってことなのだろうか?

構成・演出 岡田敬二
古臭いのは当時でも回顧趣味のレビューだからだよね?
かつてのレビューを再現している。たしか主題歌も。
ロケットが結構中堅のスターさん、わたる君や樹里さんまででてきて驚いた。
ずんこさんの歌声はやっぱり心地いいな。
夢人とか、当時から考えても昔の歌だけど、彼女の声で聴くとうっとりする。
たかこさん、今見ても脚が長い。実際すごいスタイルいいんだろうな~。
エトワールが美々杏里さん。素晴らしい声!
っていうか、エトワールってこのレベルだったよね?これが普通だと思ってみていた・・・。
昨今のエトワールはなんなの?申し訳ないけど、音くりちゃんレベルでもエトワールとしてはちょっと満足できなかったんだよな~。
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