酒酒落落

~しゃしゃらくらく~
本、漫画、観劇などの記録
【注意!ネタバレあり】

ベルサイユのばら フェルゼン編

2018年10月18日 | 舞台(映像)
雪組公演 宝塚大劇場 2013年5月

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン 壮一帆
マリー・アントワネット 愛加あゆ
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ 早霧せいな
アンドレ・グランディエ 未涼亜希
ジャルジェ夫人 梨花ますみ
ジェローデル 夢乃聖夏
ロザリー 早花まこ
ランべスク公爵/アルマン 鳳翔大
オルタンス 太湖せしる
ベルナール・シャトレ 彩風咲奈
メルシー伯爵 汝鳥れい



これ、99期生の初舞台だったのね!最近ようやくスターさんの名前を再び把握しだした私としては(周りの影響もあって)このなかでの出世頭はやはり、次期月組娘役トップになった美園さくらちゃんなのかな?
さて、マリー・アントワネットを見た後だとなおさら宝塚のベルばらは冗長!で時代遅れと思ってしまうところはある。
これでも新曲も加わって鈴木先生の演出もあり、だいぶ刷新しようとする努力はあるんだけど
あと、ロザリー自分の理想をアントワネットに押し付けすぎだよ。
新演出版のマリー・アントワネットは特に最新の研究成果が反映されているし、背景の映像もそれっぽかった。
だけど、宝塚ならではの華やかな舞台はやはりいいなと思ってしまう。あとフィナーレ。
しかし、フェルゼン編だからか、アントワネットの出番少ない!
でも、愛加ちゃんの断頭台前のシーンとかはよかった。
壮さんといえば小顔!そして二番手のイメージが強かっただけに、トップになれてよかったね!と思ってしまう。
歌もけっこううまいと思うけど。
ただ、現代的な役のが似合うかな?
でも壮さんにしろ、愛加ちゃんにしろベルばらに出られたのはやはりうれしいことなんだろうな。
今ではベルばらより優れたフランス革命を扱った作品ていろいろあるだろうけど、それでもベルばらのいいところはフランス衛兵隊の扱いだと思う。それは原作の池田先生がフランス衛兵隊の隊長をモデルにしてオスカルを造ったと言っていることからも当然なのかもしれないけど。
おそらく本来の主眼としては、フランス王家を守る役目でありながら、革命側についた思想なんだろうな。
そういうのを主眼にして作ればもっと面白そうなのに。
宝塚のベルばらで受け付けないのはオスカルにやたらと女を押してけてくることなんだよな。
コメント
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