華麗なるギャッツビー

華麗なるギャツビー (2012)
THE GREAT GATSBY
監督バズ・ラーマン


パーティのシーンとか極彩色の画面とかムーランルージュぽいなと思ったら、やっぱりバズ・ラーマン監督でした。
そしてディカプリオはやはりうまいなと思った。
デイジーを前にしたときの落ち着かない感じとか、出自を言われてかっとなった一瞬とか。
この一瞬でデイジーの気持ちが結局は冷めてしまったような気がする。
ギャッツビーにとってデイジーは手の届かない上流階級そのものだったんだろうな。
一方、デイジーにとっては本人は真剣に恋しているつもりでも、実際には有閑マダムの火遊びにすぎなかったんだと思う。
数年前にミュージカルでねねちゃんがデイジーやっていたけど、確かに彼女にあいそう。
彼女にはオランプのような純真な少女より、ジョセフィーヌとかデイジーみたいな、お高くとまっていて浅はかなんだけど、なんか魅力があって憎めない女性が似合う。

赤ずきん

赤ずきん (2011)
RED RIDING HOOD
監督キャサリン・ハードウィック


赤ずきんの娘、どこかでみたことがあると思ったらマンマ・ミーア！の子か。
結局はヨーロッパによくある魔女狩りの話のような気がする。
ゲイリー・オールドマンの神父が外から騒ぎをもたらした異分子だよな。