NASAは25日に「キュリオシティ」という愛称の火星探査車を打ち上げるそうだ。過去最大(長さ3m、重さ約900kg)、最高価(25億ドル=約1900億円)の探査車で、ビデオカメラ、ロボットアーム、高性能な岩石・土壌分析装置を搭載し、火星に生命が存在した可能性を探るという。04年に着陸した探査機2機はエアバッグに包んで落としたが、今回は車体が重いため下降装置からケーブルで吊り下げておろす(クレーン方式)という。来年8月に火星に着陸し、赤道直下のゲールクレーターを探査するそうだ。 ⇒ http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&rel=j7&k=20111111027891a、http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111111-OYT1T00306.htm?from=navlp (関連:5/30マイブログ)
●9日にロシアが打上げた火星探査機(中国初の火星探査機も搭載)は地球周回軌道には投入できたが、エンジントラブルで火星に向けての進路変更ができず、地球に落下する恐れが高まっているという。数日中にバテリーが切れ、制御不能になることは避けられないようだ。大気圏に再突入する際に燃料やその他の有害物質が地球上に降り注ぐ危険性については現時点では予測できないという。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2839956/8054458