12月31日にアーカンソー州で起きたスズメの仲間5000羽以上の大量死報道以降、これまでに世界約10カ国で30件以上の報告が相次いでいるそうだ。例えば、同州の川での魚8万匹余り、ルイジアナ州での野鳥500羽、スウェーデンでの野鳥50羽、英国でのカニ4万匹、ブラジルでのイワシ100万トン、米メリーランド州で魚200万匹などだ。野生動物の大量死は珍しい現象ではない(数十匹程度の大量死なら全米では毎週のように発生している)が、原因が特定できず、短期間に続いていることからCNNなどが度々放送するなど米メディアも興奮気味で、「終末論」まで飛び出す始末という。インターネットブログでは、中米マヤ伝説の2012年人類滅亡説(*)とか、政府が何かを隠しているとか、生物兵器の試験が行われたためなどが飛び交っているそうだ。米野生生物保健センターは、人々の関心の高まりが最近の続出につながっているとし、これを契機に皆が野生生物に関心を持ち、その大切さに、気づいて欲しいと話しているそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY201101080228.html
(*)2012年人類滅亡説:マヤ文明で用いられていた長期歴が2012年12月21~23日頃に1サイクルが終わることから連想された終末論
(*)2012年人類滅亡説:マヤ文明で用いられていた長期歴が2012年12月21~23日頃に1サイクルが終わることから連想された終末論